本日、小平市住民投票投票用紙の情報開示を求める訴訟の判決が出ます

本日5日午後4時より東京地裁(霞ヶ関)5階522号法廷にて、小平市住民投票投票用紙の情報開示を求める訴訟の判決が出ます(*詳細は反映させる会のブログへ)。

昨年5月に行われた小平市の都市計画道路に関する住民投票は、直前の4月に再選された市長が条例改正を提案し、市議会が可決したことで、投票率が50%に達しない場合には不成立という成立要件がつけられました。成立要件を加える条例改正は条例の根本的な変更であり、不成立を目的とする投票ボイコットを可能にしました(市長も投票ボイコットを許容する発言をしています)。このことによって、住民投票が成立するかどうかという別の争点ができてしまい、「住民の意向を確認する」という住民投票の目的は大きくゆがめられました。

この成立要件に達しなかったことで住民投票は不成立となり、投票用紙は開票されないまま保管されています。「不成立は不開票を意味する」というのが小平市の主張ですが、条例にはそのことは明記されていません。訴訟の経緯や意義については、『コダイラー通信』3号をぜひお読みになって、ご注目ください。

反映させる会のブログからご案内を転記します。

【傍聴・取材にいらっしゃる方へ】
午後4時〜判決言渡です。

傍聴席は先着順で、午後3時45分頃から入れます(※受付はありません)。5階522法廷のドア前でお待ちください。傍聴席は30席です(※司法記者クラブの所属記者の席が別に12席)。

この後、以下のように場を準備しています。
午後5時半〜 司法記者クラブにて記者会見(※一般の方は入れません)
午後6時〜 弁護士会館1002室にて判決についての説明会(※どなたでも参加できます)

ぜひ傍聴、取材にいらしてください。今日の判決とその後にぜひご注目ください。
http://jumintohyo.wordpress.com/2014/09/02/1-69/

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