番外編・座布団幻燈会

シェア

いつもは雑木林で開いている月夜の幻燈会ですが 、
ちょっと形を変えて開催します。

今の時点で、福島第一原子力発電所は、収束の見込みがたたず、全く安心できない状況にあります。日々、風向きや降雨が心配な中で、5月の幻燈会をどうしようかと話し合い、遠方からいらっしゃる方も多いことから、今回は1日がかりの野外の幻燈会ではリスクが大きいと判断しました。

それでも、自粛せず、萎縮せず、たがいに寄り添う時間が、今ほど必要なときはないと思います。形にこだわらず、続けていくことを一番に考え、室内で幻燈会を開催し、少しでも被災地の子どもたちの支援になればと、必要経費以外を募金にまわすことに決めました。

子どもたちと、ひとときあたたかい時間を過ごせたら、と願っています。ぜひ、いらしてください。そして、秋には、いつもの雑木林で月夜の幻燈会ができますように。

●前の方は桟敷席です。各自、座布団などお持ち下さい。後ろに椅子席をご用意します。
●被災地の子どもの支援に使われる募金先を選びたいと考えています。

月夜の幻燈会番外編・座布団幻燈会

やまなし

と き 5月14日(土)
第1回 午後1時半〜2時半(開場1時)
第2回 午後3時〜4時(開場2時半)

ところ 小平市中央公民館 ホール
(西武多摩湖線青梅街道駅下車 小平市小川町2の1325)

入場料  大人500円 子ども入場無料(カンパ 1人100円)
*必要経費をのぞき、被災地に送ります。

定 員    各回 先着180名

出演者プロフィール

■小林敏也(こばやし としや)
1947年 静岡県焼津市生まれ。
1970年 東京芸術大学工芸科卒業。
イラストレーションとデザインをする。
文字と絵、紙と印刷にこだわりながら、青梅にアナログスタジオ山猫あとりゑを営む。
画本宮澤賢治シリーズ十五冊と、他5冊の賢治本がある。
また、その原画をスライドフィルムで撮影したり、デジタル化して、投影し、いろんな人に朗読してもらうというゼイタクを楽しんでいる。

*小林敏也さんの画本(えほん)は、かわうそ兄弟商會のサイト(http://www.kawauso.co.jp)からもご購入いただけますが、山猫あとりゑ(TEL・FAX 0428-76-0710)に直接ご連絡いただいてもかまいません。

■鍵本景子(かぎもと けいこ)
幼少の頃より、お話の世界の人物になるのが好きな傾向が強く、それが興じ10代より俳優としてテレビドラマ等の登場人物になる。近年は聴く人それぞれの中に自由な世界が広がる朗読者になることを夢見ている。

■植松葉子(うえまつ ようこ)
京都市生まれ。国立音楽大学卒業、東京芸術大学邦楽科別科修了。2005年まで江戸里神楽若山社中の囃子方として活動する。
現在は横笛演奏者として打楽器アンサンブル・語り・舞・琵琶など様々なジャンルの人々と共演している。

ホームページ http://www.yaemon.jp/yoko-fue/

■入野智江(いりの ともえ)
劇団横浜ボートシアターで楽士、役者を経験。
1994年より南インド・ケーララ州をたびたび訪れ、サンスクリット古典劇の研鑽に励む。インドと日本を中心に公演活動を行う。バンブーオーケストラ・ジャパンを経て、2008年東京楽竹団の設立に参加、竹楽器による音楽活動を行う。
日本では数少ない南インド打楽器の演奏家としても活動中。演劇・舞踊等の音楽を多く手がけ、後進の指導にも力を注いでいる。
ホームページ http://www1.parkcity.ne.jp/abhinaya/

*わらべうたのゲストあり


シェア