小平市・園庭校庭の放射線測定と測定器購入、市民への貸し出しを求める請願への署名にご協力を

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小平市・園庭校庭の放射線測定と測定器購入、市民への貸し出しを求める請願の署名を集めています。ぜひご協力ください。

この請願は6月15日午前9時から開かれる生活文教委員会で審議される予定です。詳細は議会事務局にお問い合わせ下さい。電話:042-346-9566

署名用紙はこちらからダウンロードできます。
http://bit.ly/k847Sa
*代理署名には印鑑が必要です。よろしくお願いいたします。

署名は8月20日必着です(継続審議となりました)。署名用紙に記載している請願者の住所にお送り下さい。小平市議会の請願用署名は、手書きが原則です。

以下に請願文を掲載します。

請願理由 東京電力福島第一原子力発電所による放射能汚染は、いまだ収束の見通しがたちません。それどころか、日本政府が2ヶ月後になって公表した情報によって、事態がいっそう深刻であることが明らかになっています。

先日放映され、大きな反響を呼んだNHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」は、土壌の放射能汚染の濃度が、福島第一原発からの距離ではなく、風向きや降雨・積雪・地形によって大きく左右され、一部に高濃度の汚染地域(ホットスポット)を作ることを、丹念な調査で証明しています。

また、5月15日付の朝日新聞朝刊は、都内の一部地域で土壌の放射性セシウム濃度が茨城県よりも高いという調査結果を公表しました(江東区亀戸 3201、千代田区二重橋横 1904、千代田区皇居東御苑天守閣跡 1311、中央区築地 1147(単位はベクレル/キログラム))。

上記のような番組や記事、文部科学省のWSPEEDIのデータ公開により、私たちが住んでいる小平市における放射能汚染が、現在どのような状態にあるのか、客観的データがないことによって、いっそう不安を感じています。

特に、放射性物質の影響を受けやすい子どもたちの教育現場の環境が大変心配です。子どもたちをできるだけ被曝から守るためには、まず、現状を知ることが必要であり、そのためには、定期的な放射能測定が不可欠です。また、福島原発からの放射性物質の放出は収束しておらず、放射性セシウムの半減期が30年と言われていることからも、長期にわたって継続的な測定をしていただく事が必要であると考えます。

さらに、小学校などに測定器を置いて定期的に測定を行うことは、子どもたちのためばかりでなく、その地域の汚染度の目安にもなり、地域住民への貢献度も大きいと思います。
上記のような理由から、以下のことを求めます。

請願事項
1 放射線測定器(ガイガーカウンター)を市内の小学校に1台ずつ、ほかに市役所に複数台、購入すること。
2 市内の全保育園・幼稚園の園庭と、小・中学校の校庭で、定期的に放射線量の測定を行い、データを公開すること。
3 小学校や市役所に設置した放射線測定器を、希望する市民に無償で貸し出しすること。



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