今年もよろしくお願いいたします。

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年が明け、子ども達の学校も始まり日常が戻ってきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか?どんぐりの会は今年は1月8日の市主催の「新春歩け歩けのつどい」で多くの市民の方が、玉川上水を歩くと知り、道路予定地の玉川上水に昨年10月の幻燈会でも、みなさんに見て頂いた、赤い布を張り、みんなのどんぐりの林マップと都道小平338号のことを詳しく書いてあるどんぐり通信1号(保存版)をセットにして、歩いてくる方々に手渡しました。皆さん、歩くことが目的なので、受け取って下さるのだろうか?と心配していましたが、「あ~かわいい~、貰って良いの?」と言いながら受け取って下さった方も大勢いて、嬉しかったです。

その日の午後はルネこだいらで、ドリカン2012ミュージカル「歌え♪いのちの星のメッセージ」ミュージカル&地球動物サミットがありました。その会場でも、どんぐりの林のマップと通信1号をセットで配らせて頂きました。地球動物サミットではミュージカルに出演した動物達やミュージシャンと、環境活動家の田中優さん熊森協会の森山まり子さん、そしてこの会の主催の中川さきこさんが司会をされました。会場にいる方も発言どうぞ!とのことなので、どんぐりの会の活動もお時間頂いてお話しました。東京都が開く道路の説明会のように、一方的ではなく(笑)自由な空気で、こういうコミュニケーションが世の中に溢れていたら、何と生きやすいことか!と思いました。この時知ったのですが、なんと田中優さんは小平4小出身だそうです!!新堀用水を飛び越える遊びをしていたそうですよ。そしてもちろん用水に、じゃっぽ~んと落ちることもあったそうです。私の姉もいつだったか、落ちて、ずぶ濡れで家に帰ってきたことを思い出しました。あのころと比べたら、どんどん木が切られて、林もなくなって、畑も宅地になっています。子ども達が安心して遊べる、生き物が、命が溢れている小平の豊かな緑が、どんどん減っています。森山さんが仰っていましたが、日本には環境を守る法律、動植物を守る法律がない。と、進んでいる国は、国が緑を守る、それなのに、この国は市民が声をあげないと、守れない、あげても守ってくれない、こともある。使わなくなった道路を、公園に変えている国もあります。これは明治学院大学の服部圭郎先生の講演会で知りました。服部先生は面白い方です。椎名林檎の大ファンです。小平で2回講演してくれています。最近こんな本も翻訳されました。『ママチャりが地球を救う』というタイトルにしたかったそうですが、出版社の意向で『世界が賞賛した日本の町の秘密』というタイトルになったそうです。ご興味のある方は是非お読みくださいませ。

今はインターネットで様々な情報を得ることができるし、このように、個人が、自分の思いを発信し表現することができる、情報が多い分選択も大変ですが、本当のことはなかなか新聞やテレビで伝えられていないと、原発事故で思った方も多いと思います。田中優さんもそのことを仰っていました。私は東京新聞を長年購読しているのですが、東京新聞は原発のこときちんと向き合っている新聞で、あ~購読していて良かったなぁ~と思います。こちら特報部という紙面に「脱原発のココロ」というコーナーがあり、元スウェーデン・エネルギー庁長官で、自然エネルギーの推進役をされているトーマス・コーベリエルさんのインタビューが載っていました。ソフトバンク社長の孫正義さんが私財10億円を投じ、昨年9月に設立した自然エネルギー財団の理事長をされています。(私はソフトバンクの携帯を使っているので、孫氏の活躍には本当に嬉しいです!!大切なお金が良い流れに使われているんですものね!)そのコーベリエルさんのインタビューの中で、印象的だった言葉があります。日本人に好印象を持っているそうですが、今回の大震災によって良い面と、足りない面とを感じたそうです。以下コーベルさんの言葉「天災時には驚嘆すべき冷静さ、適切さで対応したが、人災には毅然と向き合っていない。『おかしい』状況だと認めるのをためらう印象がある」

みなさん原発の都民投票実現のための署名はもうされましたか?都民の有権者の2%22万の方の署名が必要です。今7万集まっているそうです。この署名には印鑑が要ります。持っていない場合は拇印でも大丈夫です。2月9日までです。お近くに署名の受任者の居ない方はこちらに街頭署名のスケジュールがありますのでご覧くださいませ。

地球環境サミットの話に戻ります。福島の女子高校生が「私は子どもを産まない」という話しをサミットで聞きました。私は小平在住の久慈敏子さん(広島で被爆されている方)のお話を聴く会を5回主催しているのですが、久慈さんが自分のお子さんにも被爆していることを伝えられれなかったお話や、子どもを無事に産んでも、その子がいつどんな形で、被爆の影響が表れるか本当にわからず、(15歳で突然亡くなる子が何人もいた)自分の子どもが、寝ている姿を見て、もしかして、死んでいるのでは?と不安になり、夜中に寝ている子の頬を叩いて、起こしたことが何度も何度もあるとお聞きしました。お孫さんが産まれる時に、その子にも影響があるかもしれない、とにかく、いつももいつも不安で仕方なかったとお聞きしています。個人差はありますが、女なら産んでみたい!と思うことはとても自然なこと、そんな気持ちを福島の女の子達から、奪ってしまった、、、。なんて悲しい社会なんだろう。久慈さんがした思いを、今、福島の女の子がしている思いをこれ以上させていはいけないと思います。その為にも、できることみんなでやって行きませんか?

もっと早く新年のご挨拶をするつもりでしたが、言いたいことがあり過ぎて、言葉が纏まらず、今、このブログ自分で読み返しても、女子会的に話しが飛び飛びして、読みにくく、申し訳ない気持ちですが、ここまで書くのに2時間かかっているので、つべこべ言わずにこのままブログに公開させて頂きます、、。とにかく今年も林で楽しいことをして行きたいです。マップを持ってどうぞ林に遊びに来てくださいね。              k

 

 

 

 


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