第6回月夜の幻燈会「やまなし」にお越しくださいまして、ありがとうございました。

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第6回月夜の幻燈会「やまなし」にお越しくださいまして、ありがとうございました。

林での幻燈会はいかがでしたでしょうか。5日はスーパームーンとかで、丸い大きなお月さまが幻燈会に明るすぎはしないか心配しましたが、林の木々がかくしてくれて、上映に問題はありませんでした。とてもきれいな月でした。

上映前に一度、最後の一文の途中で一度、あいさつの間に一度、電気の不具合で音と映像が切れてしまい、大変申し訳ありませんでした。原因を調査し、次回までにしっかり対策したいと思います。

今回の幻燈会は、ゴールデンウィークに福島県からお子さん38人を招き、小平の子どもたちと外で思いきり遊んでもらうプログラム『福島と小平の子どもたちの会』の一環でした。これまで一緒になにかをしたこともない市内のさまざまなグループや個人の方たちと協力しあって運営するこの会に参加できて、とてもうれしく思っています。

この幻燈会は今回で6回目を迎え、このところ、年に二回のペースで続けています。夜空の下、木々に囲まれて、季節を感じながら寄り添い、ひとときを過ごす幻燈会はここちよく、他にかえがたい体験です。どんぐりの会一同、この地域で幻燈会をずっと続けていきたいなあという思いを、ますます強くしています。

ところが、この林は東京都の道路(都市計画道路328号線)の予定地です。道路の事業認可が迫り、次の幻燈会が開催できるかどうか、あやしくなってきました。この林は、赤ちゃんから高齢者まで多くの市民が、毎日、休んだり、遊んだり、思い思いにすごし、ホッとできる貴重な場所です。わたしたちが作成した生きものマップで一部をご紹介していますが、たくさんの生きものが生きる場でもあります。人工的な公園ではなく自然の中でくつろげる、このような場所は市内にはほかにありません。

ここを残したい。残すためにできることがまだあるのではないかと、どんぐりの会はこれからも活動していきます。幻燈会存続を願ってくださる方、ぜひ、みなさまのお力をお貸し下さい。小平市長や東京都知事に、多くの方がその声を届けてくださいますよう、お願いいたします。

どんぐりの会 尾川直子


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