セミのぬけがら調査

どんぐりの会では、2011年から7年間、自然観察指導員の方たちにご協力いただいて、小平中央公園の体育館東側の林でセミの抜け殻調査を行っています。

林を4つのエリアに分けて、参加者の大人と子どもみんなで抜け殻を集め、オス、メス、種類ごとの数を調べる調査です。あわせてセミの羽化の観察会もひらいています。

以下は2011-17年に行ったセミのぬけがら調査の概要です。年ごとのぬけがらの数(種類別)と割合をまとめました。

ぬけがらの数は、調査の回数や時期、天候等の条件にも影響されるため、比較は容易ではありませんが、小平中央公園では、ヒグラシの抜け殻が2012年に83個(全体の10.8%)、2013年は96個(全体の10.9%)、2014年は72個(全体の14%)と多く、全体に占める割合も高いことが特徴的でした。道路予定地の柵が設置されてから、2015年からは立ち入りできなくなった一部の調査地を縮小せざるをえなくなりました。そのことがぬけがらの数に反映しています。ヒグラシのぬけがらも、2015年に47個(7.7%)、2017年に29個(4.6%)と大きく減っています(2016年は調査を一回しか実施できませんでしたので、調査を二回実施した年の結果を挙げました)。

セミのぬけがら調査2011-2017

以下は各年の報告ページへのリンクです。調査地ごとの数や雌雄の別など、より詳細なデータを掲載しています。

2011年の報告>「みんなのどんぐり林マップ」
2012年の報告「みんなのどんぐり林マップ2012」抜け殻調査報告ブログでの報告
2013年の報告>ブログでの報告
2014年の報告>
ブログでの報告
2015年の報告>ブログでの報告 投稿記事
2016年の報告>ブログでの報告(調査は1回のみ)
2017年の報告>ブログでの報告

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以下は古い記事です。

都内では、ヒグラシが減っているそうです。東京都では、ヒグラシは準絶滅危惧種に指定されています。「2011年度 セミの抜け殻調査報告書」(セミの抜け殻しらべ市民ネット、2012.3)から、ヒグラシの抜け殻のデータだけを拾ってみました。昨年の調査結果です。抜け殻があるということは、この場所でヒグラシが育っているということです。

□小平中央公園 53個 5%(2012年は83個 10.8%、2013年は96個、10.9%)
□国分寺市西恋ヶ窪緑地(通称:X山) 90個 14%(※これだけヒグラシが多いところは珍しいとのこと)
□都立井の頭恩賜公園・第二公園 17個 1.5%
□外堀公園 2ヶ所 0個
□都立葛西臨海公園 0個
□都立石神井公園 6個 0.7%
□代々木公園 0個
□都立大泉中央公園 1個 0.02%
□都立野川公園  0個
□東京大学小石川植物園 0個
□日比谷公園 10ヶ所で0個 1ヶ所で1個(その場所の合計の0.2%)
□日野市多摩平第6公園 2ヶ所で0個