第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』

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第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』2015.5.16 作:宮澤賢治 画:小林敏也 朗読:鍵本景子 笛:植松葉子 パーカッション:入野智江 (※写真はクリックすると大きくなります。撮影:高野丈)

第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』にいらしてくださったみなさま、ありがとうございました!

幻燈会にいらしてくださったみなさま、ありがとうございました!クヌギやコナラのどんぐりたちがいっぱいのどんぐり林での『どんぐりと山猫』を楽しんでいただけましたでしょうか。多くの方のご協力で開催できたことを心から感謝します。ご感想等、ぜひお寄せください。

高野丈さんが早速写真を送ってくださったのでアップします。さまざまな角度から撮影されています。

第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』2015.5.16

作:宮澤賢治
画:小林敏也
朗読:鍵本景子
笛:植松葉子
パーカッション:入野智江

(画:小林敏也、撮影:高野丈)

5月16日(土)は第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』へ

遅くなりましたが、第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』のご案内です。 林の半分が道路予定地の柵に囲まれてしまったため、会場が大変狭くなっています。ご不便をおかけしますが、どうぞご了承ください。

第12回月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』

第12回月夜の幻燈会どんぐりと山猫チラシ_ページ_1

第12回月夜の幻燈会の演目は「どんぐりと山猫」です。この作品は第3回目の秋にも上演しました。春の林にどんぐり?と思われるかもしれませんね。林の中にはまだどんぐりたちがたくさんいて、根っこをはって、芽を出そうとしているのもいますよ。小さな足元の世界をみつめて、探してみてください。

作:宮澤賢治
画:小林敏也
朗読:鍵本景子
笛:植松葉子
パーカッション:入野智江
どんぐり:どんぐりんズほか

とき 5月16日(土)午後7時10分~7時45分(開場6時40分) ※雨天の場合は17日(日)に延期。 ※17日が雨天の場合は同日午後7時30分~8時5分に小川公民館ホールにて開催予定(この場合のみ先着70名)。

ところ 小平市立中央公園 雑木林(小平市津田1の1 市民総合体育館東)

※雨天の場合は17日(日)に延期。
※17日が雨天の場合は同日午後7時30分~8時5分に小川公民館ホールにて開催予定(※この場合のみ先着70名)。
(注:雨天の場合についてのアサココ5月8日号の記載は誤りです。申し訳ありません)

入場無料(投げ銭歓迎)賛同人募集!

【賛同人大募集!】 幻燈会の運営を支えて下さる賛同人を募集します。事前にどんぐりの会のメンバーへ、もしくは当日に受付でお渡しください(賛同金:一口500円)。どんぐりの会の口座もあります。(西武信用金庫小平支店 店番号028 普通114238 加入者名:どんぐりの会)

【自転車発電】午前11時~5時30分 幻燈会に必要な電気を自転車発電で発電します。雑木林で発電を行います。 特に午前中の発電に参加して下さる方募集!脚力自慢の方も子どもたちも、ぜひいらしてください。 ○天候による延期等は当日12時までにブログ(https://dongurinokai.net/)とtwitter(@dongurins)で発表します。

○ブルーシートと椅子席を準備します。それ以外は立ち見となりますので、ご了承ください。 ○シートや椅子をご持参下さっても結構です。
○防寒や虫の対策、行き帰りの灯りの準備をお願いします
○お車でのご来場はご遠慮ください。
○ゴミは各自でお持ち帰りください。

出演者プロフィール

小林 敏也(こばやし としや) 1947年静岡県焼津市生まれ。1970年東京芸術大学工芸科卒業。イラストレーションとデザインをする。文字と絵、紙と印刷にこだわりながら、青梅に山猫あとりゑを営む。画本宮澤賢治シリーズ15冊(好学社)と、他5冊の賢治本がある。かわうそ兄弟商會のサイト(http://www.kawauso.co.jp)と、絵本ナビからも一覧できます。

入野 智江(いりの ともえ) 劇団横浜ボートシアターで楽士・役者を経験。1994年より南インド・ケーララ州でサンスクリット古典劇「クーリヤッタム」を学び始め、日本で唯一の演者として活躍中。 南インドの打楽器の演奏やワークショップ等も行う。「アビヤナラボ」主宰。バンブーオーケストラ・ジャパンを経て、 2008年東京楽竹団の設立に参加、オリジナル竹楽器による音楽活動を行う。ホームページhttp://abhilabo.web.fc2.com/

植松 葉子(うえまつ ようこ) 京都市生まれ。国立音楽大学卒業、東京芸術大学邦楽科別科修了。2005年まで江戸里神楽若山社中の囃子方として活動する。現在は横笛演奏者として、打楽器アンサンブル・語り・舞・琵琶など様ざまなジャンルの人々と共演している。東京楽竹団メンバー。双子の女児(2歳)の母。 ホームページhttp://www.yaemon.jp/yoko-fue/

鍵本 景子(かぎもと けいこ)玉川上水と共に小平で育つ。沢山の方の協力でこの幻燈会が続けられていることに感謝している。今年2月に「フィンランド森の精霊と旅をする」をミュージシャンのおちょこさんの音と共に林で朗読。

第12回月夜の幻燈会どんぐりと山猫チラシ_ページ_2

第3回幻燈会報告 その3 『どんぐりと山猫』のご感想頂きました。

小川東町にお住まいの浅井実さんがミクシィを通じて、月夜の幻燈会の紹介をしてくださいました。

長い文章ですがとっても読みやすく、幻燈会のようすがよくわかるので皆さんにもお伝えさせていただきます。

浅井さんが『どんぐりと山猫』を何度も読まれたのだなぁとこの文章から感じます。賢治さんがお好きなんですね!

ご紹介していただきありがとうございました!

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コンコンコン…って優しく小さく響く、竹の音のパーカッションから幻燈が始まり、かまびすしかった子ども達の話し声もピタリと止み…

久しぶりに真っ暗な野外で大勢の子ども達と一緒にわくわく待ってました。

8日が新月でしたので、今日10日はまだ〔月齢2.7〕。

それは弾けば冷たく響き渡りそうな細い細い右弦なんです。

―それに加えて〔月没18:34〕ですから、もう、ちょうど幻燈が始まった頃に月は沈んでしまっていたのでした。

せっかく晴れたのに“月夜”ではありません。

でも幻燈にはぴったりの闇が雑木林を支配してますから、子ども達のなかから、コワいコワいって声がもれてきました。

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