キックキックトントン、キックキックトントン 『雪わたり』

今週末に横須賀の高校で『雪わたり』を上演します(*こちらは一般入場不可)。画はもちろん小林敏也さんです。音楽は昨年と同じ篠笛・能管 植松葉子さん、打楽器 入野智江さんと『オッベルと象』の打楽器奏者原田直子さんです。プロジェクター操作は、昨年5月の『雪わたり』の時にもお願いした、Nさんです。今回は狐の女の子はスライドになるので、いつもお世話になっているYさんに新たにスライドを作りなおしてもらいました。

雪の降るこの時期、東京ではなかなか雪は見られないけれど、日本海側は今年は凄いことになっていますね。子どものころはここいらもよく雪が降っていました。まだ小平市立中央公園が蚕研究所だったころ、といってももう建物は廃墟になっていて、ブラックエンペラーと横文字のスプレー書きがあってちょっと怪しい感じでした。公園として整備される前は、木もありましたが、だだっ広い原っぱだったような気がします。銀杏並木はその頃からあり、秋には黄金色に輝いていました。

西武線の線路との間に金網があって、その手前がちょっと斜めに土手のようになっていて、雪が降った日には、その土手にバッタリ倒れ込み、人型を作って遊びました。まだみんなが雪の後に原っぱに出ていなくて、自分の足跡が真っ白な世界にしっかりつくのを楽しみました。幼い日の思い出です。

 

キックキックトントン、キックキックトントン、キックキックキックキックトントントン。

(K)

2月6日(日)は338予定地を歩く会へ

2月6日(日)の歩く会が迫ってきました。

昨年の会に参加できなかった方、一度歩いて見てみたいという方、昨年歩かれた方も、ぜひお気軽にご参加ください。

ご都合や体調で最初から最後までは歩けないけれど、途中からなら参加できるという方、よろしければ、前もって以下のアドレスへご連絡ください。当日の連絡先をおしらせいたします。email:josuidonguri@gmail.com

みなさまのご参加をお待ちしております。

*以下に添付のチラシは市内の各公民館に置いてあります。 (N)

どんぐり通信5号できました!

ひさびさの「どんぐり通信」5号ができました! これから、小平市内の公民館などに配布予定です。(ピンク色の3つ折りの通信です)

今回のメインは、都道小平3・3・8号線計画を考える会が行った「林のアンケート」。昨年10月から小平中央公園東側の雑木林を訪れる人たちにお願いしているものです。質問項目のうち、「この林はあなたのくらしの中でどのような存在ですか?」「都道小平3・3・8号線計画についてどう思いますか?」の二つの質問への回答から抜粋して紹介しました。

年齢も性別もさまざまな人たちが、自分の生活の中で林をどんなふうに感じているかを語る言葉は、どれも実感がこもった、力のある言葉でした。統計的に意味のあるアンケートよりも、記述式にしたい、ひとりひとりの具体的な気持ちが知りたいと思って作ったアンケートですが、考えていたよりもずっと、林を行き交う人たちの姿がいきいきと鮮明に見えてきました。私たちにとって、ほんとうに、大事な林です。

このアンケートについては、今後も都道小平3・3・8号線計画を考える会のブログで報告します。また、ひきつづきアンケートを行っております。どうぞお問合せください。338kangaerukai@gmail.com

*「どんぐり通信」5号の表と裏の画像を添付します。三つ折りのレイアウトになっています。(N)

どんぐり通信5号表


雑木林、玉川上水でアートワークショップ!

1月中、中央公園東側の雑木林や玉川上水周辺で行われる、子ども・家族向けのアートワークショップがおもしろそうです。

こちらは武蔵野美術大学の太田エマさんの企画。玉川上水ライフらいんprojectのメンバーで、玉川上水に関わっている団体・個人のインタビューをまとめた映像作品を1月20日〜23日に武蔵美で発表されるとのことで、どんぐりの会として年末にインタビューを受けました。

12月25日の雑木林でのワークショップでは、大人と子どもといっしょに落ち葉アニメーションを作ったそうですよ(*こちらのウェブサイトにアニメーションあり)。落ち葉がまるで生きものみたいで、楽しそう。寒い日々ですが、子どもといっしょに、ちょっとでかけてみませんか?

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

いつのまにか、10月の月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』から、3ヶ月が経とうとしています。夜の林で行う幻燈会は、冬の間はお休み。あたたかくなったら、また幻燈会をやりたいなあ、次は何をやろうかなあ〜と考えています。

野外で行う幻燈会には、日没後の林でも、小さな子どももお年寄りも安心して過ごせるような暖かさが必要です。玉川上水や雑木林の木々が芽吹き、くらくらするような色の輝きを競い合う季節を待ち遠しく感じます。

この地域の多くの方が、幻燈会会場の雑木林を、日々の生活の中で大事な場所だと思っていることが林のアンケートによって、よりクリアに見えてきました。幻燈会の企画も、この林の存在なくしてはありえません。

幻燈会開催をとおして、地域の多くの方たちの知恵と力をお借りし、人のつながりの持つ力をじんじんと感じました。今年も、町の中の小さな雑木林で、林を感じる企画を展開していきたいと考えています。どんぐりの会へのますますのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。