2021.2.21冬鳥調査

2月21日(日)緊急事態宣言下のため、人数を限定して冬鳥調査を行いました。一年ぶりの鳥類調査となりました。

第一調査地にしている西武国分寺線の横の築山の上で、上空にオオタカのペアが仲良く飛んでいる姿が!「ランデブー!」と声が上がりました。高野さんが早速写真を送ってくださったので、アップします。美しい羽の裏側が写っています。

(撮影:高野丈さん)

気候のせいか、冬鳥の姿はなかなか見られず、どんぐり林の柵の内側にツグミが一羽いたのが唯一の冬鳥となりました。

(撮影:栫 祐子さん)

今日の観察種は以下の通りです。
アオゲラ
エナガ
オオタカ
キジバト
コゲラ
シジュウカラ
ツグミ
ドバト
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒヨドリ
ムクドリ
メジロ
ヤマガラ

(どんぐりの会メンバーから)
オオタカは、はるか上空でしたが飛ぶ様子が観察できて、仲良しそうな2羽に嬉しくなりました。 シジュウカラが餌をくわえている姿もかわいかったです。

2/16はやしのふゆどりちょうさ と かんさつかい

【はやしのふゆどりちょうさ と かんさつかい】

小平中央公園から津田塾大学南側の玉川上水遊歩道にかけての5ヶ所で、毎年調査+観察会をしています。青空にきりりと光る鳥たち!初心者でもお気軽にご参加ください。

2020年2月16日(日)9時〜11時
集合:小平中央公園体育館前(東京都小平市)
雪・小雨決行、本降り・荒天中止
参加費 100円(保険料込み)
もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子
※しっかりと防寒対策をお願いします。

【申込み】
事前に電話かメールでお名前と参加人数をお知らせください。双眼鏡をお持ちでない方、貸し出しあります(台数に限りあり)。
メール:josuidonguri@gmail.com

主催:どんぐりの会

5/11どんぐり林の夏鳥調査

ブログでのご案内がすっかり遅くなってしまいました。5月の連休明けは続きます。

5月11日(土)どんぐり林の夏鳥調査
5月12日(日)グリーンフェスティバル@小平中央公園に参加
5月18日(土)第20回 月夜の幻燈会『蛙の消滅』


どんぐり林の夏鳥調査

5月11日(土)8時半~10時半
小平中央公園体育館前集合
小雨決行

小平中央公園から津田塾大学南側の玉川上水遊歩道にかけての5ヶ所で、渡り鳥の季節に毎年調査+観察会をしています。初心者でもお気軽にご参加ください。

参加費100円、高校生以下無料(保険料込み)
もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子

【申込み】
事前に申込みが必要です。メールでお名前と参加人数をお知らせください。josuidonguri@gmail.com

双眼鏡をお持ちでない方、貸し出しあります(台数に限り有)

2/11はやしの ふゆどりちょうさと かんさつかい

はやしの ふゆどりちょうさと かんさつかい

2月11日(月祝)9:00-11:00
小平中央公園体育館前集合
雪・小雨決行、本降り・荒天中止

小平中央公園から津田塾大学南側の玉川上水遊歩道にかけての5ヶ所で、毎年調査+観察会をしています。青空にきりりと光る鳥たち! 初心者でもお気軽にご参加ください。自然観察指導員の高野さんと大出水さんがご案内くださいます。

参加費100円(保険料込み)
もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子
※しっかりと防寒対策をお願いします。

【申込み】
事前に申込みが必要です。メールでお名前と参加人数をお知らせください。双眼鏡をお持ちでない方、貸し出しあります(台数に限りあり)。
メール:josuidonguri@gmail.com

2018.5.5夏鳥調査+観察会報告

5月5日の夏鳥調査+観察会は、どんぐり林で福島の子どもたちを迎える企画が開催中のため、朝8時からといつもより早いスタートとなりました。最初に調査を行ったどんぐり林で夏鳥のキビタキが相次いで2羽見つかり、みんなでじっくり観察することができました。玉川上水沿いでは、センダイムシクイのよくとおる声に耳を澄ませ、このあたりの緑が渡り鳥の中継地だということをあらためて感じました。

会の終了後も、おしゃべりなヤマガラが目の前にやってきてあちこち飛び回ったり、アオゲラが細かい木くずを飛ばしてドラミングしながら移動したりと、観察会が続きました。鳥をゆっくり観察する機会に恵まれた日でした。新堀用水のそばの葉の上では、ゼフィルスと呼ばれるシジミチョウ、アカシジミが休んでいました。 観察した鳥の種類は以下のとおりです。

全観察種12種
留鳥:アオゲラ、オオタカ、カルガモ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマガラ
夏鳥:キビタキ、センダイムシクイ

どんぐりの会のメンバーは調査と観察会とに分かれたため、それぞれからの報告をまとめてみます。()内は観察した地点を示します。

(どんぐり林)
・枝の上にいるキビタキ2羽の様子をじっくり観察することができました。美しいさえずりは聞くことができず、残念。
・オオタカが頭上を飛んで行きました。
(玉川上水沿い)
・樹上からセンダイムシクイのよくとおる声のさえずりが聞こえ、みんなで耳をすましました。姿は見ることができませんでした。
・ツバメ1、2羽が上空に葉陰から見えました。指導員さんが絵本を開いてツバメとアカコシツバメの話をしてくれました。(この辺りの)ツバメが前は3羽だったのが、7羽に増えていて、それは更地が増えて住みやすくなっているからという皮肉な結果(=緑地は減っているということだから)だとも。
(津田塾の西側・府中街道沿いの調査地点)
・走行する車の音で、鳥の鳴き声が聞こえなくなり、どんぐり林のこれからが本当に不安になりました。
(津田塾の南側)
・キジバトがウグイスカグラの細い枝でバランスを崩しながら、一心不乱に実を食べていました。
・エゴツルクビオトシブミの揺籃がいくつもぶら下がっていました。成虫も一匹葉の上で確認。
・子どもたちがカナヘビを捕まえまくっていました。
・シジュウカラの幼鳥を観察できました。
(観察会後)
・アオゲラの鳴き声がして姿を確認し、ドラミングをするようすをしばらく観察できました。細かい木くずが落ちてきた。
・ヤマガラが近くまでやってきて、あちこち飛び回りながら、ずっとグジュグジュおしゃべりしていました。
(そのほか)
・観察された鳥の名前を聞いて、野鳥図鑑で調べている子がいました。青葉で観察する鳥をみつけにくかったけど、みせてもらってよくわかりました。小さな指で目次を指しながら探すことができるなんて、すごいなあ、と思いました。
・ムクドリは夕方からのイメージが強く、朝から飛び回る姿にちょっと意外性を感じました。 ・ヒヨドリも心なしか甘いさえずりに聞こえて、指導員さんに尋ねると求愛の時期だから甘いさえずりになるのかも、と聞いてヒヨドリが可愛いく思えました。

写真は、高野丈さん、篠崎晃一さん、リー智子さん、溝口もとさんにご提供いただきました。