5/5はどんぐり林の夏鳥調査と観察会

【どんぐり林の夏鳥調査と観察会】

5月5日(土)8:00-10:00
8:00 小平中央公園体育館入口(東側のベンチのあるところ)集合
参加費100円(保険料込み)。小中高無料。
参加する方は申込みをお願いします。
もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子
小雨決行。

小平中央公園に隣接する「どんぐり林」は、この時期、夏鳥が季節移動の途中で立ち寄ってひとやすみする中継地になります。

小平中央公園と玉川上水周辺の5つの調査定点で自然観察指導員さんといっしょに鳥類調査を行います。初心者向けの観察会もあります。 大人も子どももお気軽にご参加ください!

【申込み・問合せ】
メール:josuidonguri@gmail.com

※双眼鏡貸出希望の方はお早めに申込みしてください。台数に限りがあります。
※当日の飛び入り参加もOK(※双眼鏡の貸し出しはできません)
2018夏鳥調査チラシ

2018.2.11冬鳥調査と観察会

DVu0nqKV4AAGkVv 2月11日の冬鳥調査+観察会の日は、雨だと言われていたのがうそのように、気持ちよく晴れました。高野さん、大出水さん、成瀬さん3人の自然観察指導員の方たちに来ていただき、いつもの5定点でのスポットセンサス調査と観察会を実施しました。参加者が多く、なごやかな雰囲気でした。冬鳥は少なかったのですが、どんぐり林でツグミ、モズ、ジョウビタキをみんなでじっくり観察できました。

どんぐりの会のスタッフは調査と観察会とに分かれたため、それぞれからの報告を聞いて、パッチワークのようにまとめてみます。

・「最初の観測地点(西武線沿いの小高い丘)から林へ移動する途中、玉川上水でアオサギがカラスを追いかけている姿(途中からはカラスが追いかける側に)を見かけ、その場にいた人たちからおーーという声があがりました。アオサギが羽を広げるとあんなに大きいんだとちょっとびっくり。空を飛ぶところも多分、初めてみたかも」「飛んでいる姿がとても印象的でした」。カラスの縄張りにアオサギが入ってきて、追いかけっこになっていたそうです。

・「福寿草が、小高い丘を下る坂の途中の、手すりの側の樹の根元に、きっぱりと咲いていました。まるで『今日咲く事にしたのよ』と決心したかのように見えました」
(※残念ながら、これは園芸種でしょうね、とのことでした)

・「どんぐりがはじけて新芽が見えているものもたくさん見ました(小高い丘の植え込みの根元)。うわー、この時期にもうはじけるんだあと感動。最初は何か違う植物かと思ったほど、鮮やかな新緑とオレンジの混じった新芽でした」。

・ 「地面に降りて地面をつついているシジュウカラに何度も出くわしました。今季シジュウカラが地面に降りている姿をよく見かけるけれど、これは珍しいことで、エサが少ないせいじゃないかとのこと(昨年5月〜6月に寒い時期があったので、その時に虫が死んだのかもしれない)」。

・「どんぐり林東側から縁にかけて、ツグミがずっと地面を一羽で歩き回っていました。道路予定地の柵内にはジョウビタキとモズが一羽ずついて、しばらくの間そのようすを観察できました。ジョウビタキとモズは両方ともシッポを振るけれど振り方が違うのだと聞いて、そのようすを比較できたのもおもしろかったです。モズが現れるたび、シジュウカラが警戒の声を出していました」。

・「クチバシの上が出っ張っていて姿はハシブトガラスなのに、声がハシボソガラスのように濁っていたケースがありました。ハシブトガラスとハシボソガラスは鳴き声だけでは間違うことがあるそうです」。

・玉川上水の遊歩道(津田塾大学の南側)でシジュウカラ、エナガ、コゲラの小さな混群に遭遇しました。「シジュウカラは1月からさえずり始め、カラ類・エナガ・コゲラの混群がこの時期見られる。冬は餌が少なく、敵にも見つかりやすいので、集団で餌を探し、敵を早く発見して身を守る」とのこと。この季節、玉川上水沿いで小さな声の群れが空から降ってくると、思わず足を止めて、枝の上でくるくる動く小さな鳥たちを観察してしまいます

・調査終了後にウグイスの地鳴きも聞こえました。

そのほか感想
・ 小さな観察者たち(こどもたち)が頼もしいですね。いきいきと鳥や身の回りのいきものに興味をもつ姿は、キラキラしていて嬉しいです。この子たちが毎回参加してどんな風にいきもの博士になっていくのかなという楽しみも心密かに思っています。
・津田塾の道路横の林で耳を澄ますと、車がビュンビュン通る音が大きく聞こえました。「林に道路ができたらこうなるシュミレーションだね」と言われて、そのことをよりリアルに身体で感じ、居たたまれない気持ちになってしまいました。
・ 普通の自然のありがたみを感じる一日でした。
・ モズがけんかっぱやいという話になり、個体じゃなくて鳥の種類で性格が違うのは面白いねと話しました。

観察した鳥
冬鳥
ジョウビタキ、ツグミ、モズ

留鳥
エナガ、カワセミ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、ヤマガラ
※ヤマガラは冬鳥とされてきましたが、最近はこのあたりでは一年中いるので留鳥になっているとのこと。

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2/11(日)は冬鳥調査+観察会!

冬鳥調査+観察会

2月11日(日) 9:30 – 11:30
9:30 小平中央公園体育館前 集合

小平中央公園から津田塾大学南側の玉川上水遊歩道にかけて、5ヶ所で毎年行っている調査+観察会です。鳥の名前を知らない方もご一緒に!
青空にきりりと光るたくさんの鳥たちに出会えますように。

雪・小雨決行、本降り・荒天中止
参加費100円(保険料込み)

もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子
※しっかり防寒対策をしてきてください。

【申込み・問合せ】
お名前と参加人数を事前にメールでお知らせください。双眼鏡の貸し出しをご希望の方はその旨お伝えください(台数に限りあり)。
メール:josuidonguri@gmail.com

主催:どんぐりの会 https://dongurinokai.net/ 協賛:地球永住計画

2018冬鳥調査チラシ1枚分

来年1月29日(日)の冬鳥調査+観察会参加者募集!

どんぐり林の冬鳥調査+観察会参加者募集!

来年1月29日(日)午前9時半〜12時、小平中央公園どんぐり林周辺で冬鳥調査+観察会を行います(小平中央公園南西入口付近から津田塾大学南側まで)。

冬鳥調査は一ヶ所2分×5セット(計10分)の調査を5ヶ所で行います(同じ場所に10分間じっとして耳と目を凝らします)。調査と並行で初心者向けの観察会を行いますので、途中で移動してもOKです。

日時:2017年1月29日(日)9:30-12:00
☆9:30 小平中央公園体育館前集合

※雪・小雨決行、本降り・荒天中止
※参加費無料 要申込み

もちもの:双眼鏡(あれば)、筆記具、帽子
※しっかり防寒対策をしてきてください。

【申込み・問合せ】お名前と参加人数を事前にどんぐりの会までメールでお知らせください。双眼鏡を貸し出し希望の方は申込みしてください(※台数に限りあり)。双眼鏡をお持ちの方はご持参くださいますようお願いします。
メール:josuidonguri@gmail.com(どんぐりの会)

主催:どんぐりの会 https://dongurinokai.net/
協力:地球永住計画

写真はどんぐり林の冬鳥バッジです。
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