2015年セミの抜け殻調査

2015年のセミの抜け殻調査については、2015年セミのぬけがら調査結果で報告していますが、高野丈さんがまとめてくださった報告をアップします。

調査報告書小平中央公園2015-2.xls

調査の様子は、8月15日のセミのぬけがら調査と羽化の観察会の報告(写真)をご覧ください。

 

ヒグラシの森でセミのぬけがら調査

夏の5日間連続プレーパーク「森で遊ぼう!」開催中の林で、今年2回目のセミのぬけがら調査を行いました。

一人の自然観察指導員さんが「これだけ雑木林を活用しているところはないんじゃないか」とおっしゃったのですが、この日は、まさにこの林が持つさまざまな楽しさ、機能をいっぺんに広げて見せたたように、にぎやかでした。都の職員の方たちにも、こういう日の林に実際に来ていただきたい、この場所が失われることの意味を体感していただきたいと感じます。自然観察指導員で写真家の高野丈さんが、観察会の合間に撮影してくださった写真をご覧ください。
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集めたセミのぬけがらを仕分け中。アブラゼミかミンミンゼミかヒグラシかツクツクボウシかニイニイゼミか(クマゼミはなし)。そして、オスかメスかを見分けて、自然観察指導員さんにチェックしてもらいます。4つのゾーンにわけて、数を記録しました。向こうのほうには、プレーパークのテントと滑車ロープの台(ハンモックも)が写っています。

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上の2枚の写真は、3つの空間を同時に写しています。手前はセミのぬけがら調査、右上はライブ(終了後かな?)、左上はプレイパークのハイジブランコと4階立ての砦です。ドロケイやチャンバラの子どもたち(大人たちも)も駆け巡っていました。夕暮れの林では、ヒグラシが合唱していました。
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夜になって、セミの羽化を観察しているところ。懐中電灯を持って、羽化の観察がてらナイトハイクも楽しいですよ!

長時間の調査をご案内くださった自然観察指導員のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました。