「よくわからない夜」の志賀泉さん

タウン通信で「猫耳南風」コラムを連載中の作家・志賀泉さんが日本文藝家協会の主催で、「立入禁止区域 双葉」上映&トーク会をやります。

志賀さんは5月の幻燈会「やまなし」のことを書いて下さいました。(10月14日のブログに再度載せさせていただいています。)鷹の台に以前は住んでらして、あの林のこともとても大切に想っている方です。

志賀さんは福島県・双葉高校出身です。「立入禁止区域 双葉」は同高出身の佐藤武光監督の作品です。今年7月には『フクシマ漂流』映画「立入禁止区域 双葉~されど我が故郷」よりという本も出版されました。

この映画を観て、志賀さんのお話を聴く会がありますのでご案内致します。

 第12回 文芸トークサロン
 10月26日 (金) 18時~20時
 場所 文藝春秋ビル新館 5F 千代田区紀尾井町3-23(最寄駅 有楽町線 麹町駅or JR四谷駅)
 入場料 ¥1500(当日¥2000)学生・65歳以上¥500引き
 予約はメール、電話、FAXでお願いします。
 日本文藝家協会 e-mail bungeika@dd.iij4u.or.jp
tel 03-3265-9657 fax 03-5213-5672
 詳しくはHP をご覧ください。
 http://www.bungeika.or.jp/

タウン通信に幻燈会についての文章が

先週のタウン通信の連載「猫耳南風」で、志賀泉さんが月夜の幻燈会について書いてくださいました。

わからないことの大切さについて書かれた文章、そう、そう!とうれしくなりました。タウン通信さんの転載許可をいただいて、ここに掲載します。ぜひお読みください。

(「タウン通信」2012年5月23日号)

星の手紙『故郷は』。

みなさま お久し振りの更新となります。ご無事でお過ごしでしょうか?地震や放射能の心配はまだ続き、わが子もちょっとした物音で怖い怖いと連呼しています。そんな中こうしてブログが更新できるありがたさを感じます。被災地のみなさんのことを祈りながら毎日過ごしています。

私の友人で彫刻家の鎌田恵務さんが星の手紙という通信を月に一度福岡より発信しています。その特別号に鷹の台の駅前にある本屋さんの元店長、志賀泉さんの手記が載せられています。志賀さんには私の友人の絵本をお店においていただいたり、本屋さんを退職されるときに全国を旅したいとのことで、福岡の友人鎌田さんをご紹介したというご縁があります。その後志賀さんは作家として小説を書かれています。多くの方にご一読していただきたく思います。志賀さんの故郷は今回の地震と津波で壊滅的な被害を受けた福島県南相馬市小高区(旧小高町)です。『故郷』を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。                                     (k)

そして12日のひらくカフェが地震のため中止になった旨をお伝えできずに申し訳ありませんでした。