どんぐり林への柵の設置について、都と市に声を届けていただけませんか

小平中央公園の体育館の東側の林には、現在、このような看板が何カ所も設置されています。2月中にこの林の中の328号線予定地のまわりに柵を設置するというお知らせです(東京都によると、2月中の設置ということのようです)

2月に柵を設置する必要があるのかどうかについては、大変疑問です。実際、閉鎖管理でない事例もあるようです。

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この林は、大変多くの都民(都民以外も)が毎日利用し、多くのイベントが開催される公共の空間です(*2014年2月以降に林で開催されたイベントをどんぐり林のイベント2014〜にまとめました)。

さらに、すでに2015年3月以降、私たちが把握する範囲だけでも、多くの団体が10以上のイベントを企画しています(*一部をどんぐり林のスケジュールにアップしています)。どんぐりの会としても、5月に第12回月夜の幻燈会夏鳥調査を開催予定です。

《日常的に林を利用している方、林のイベントを企画している方、林のイベントを楽しみにしている方へ》

林についてのご意見やご要望を小平市と東京都に届けていただけませんか。

林をひきつづき使わせて欲しいという声、林でのイベントを開催させてほしいという要望、あるいは、イベントを楽しみにしているので開催を可能にしてほしいという声、閉鎖管理でなく地元住民が利用できる形にしておいてほしいという要望など、ぜひ、東京都や小平市にお届けください。
幻燈会をまた見たいので、5月に開催できるように配慮してくださいという要望もぜひ!

窓口はこちらです。

◎小平市秘書広報課(市政に関する意見・要望(市長への手紙・市政への提言)などを受け付ける)電話 042-346-9508(広聴担当・市民相談の受付)、FAX042-346-9507(広報担当、広聴担当)、hisyokoho@city.kodaira.lg.jp *すぐに水と緑と公園課にまわされるかと思いますが、ここに届いた意見・要望は分類してカウント・記録されるようなのでこちら経由がおすすめです。

○小平市水と緑と公園課 電話042-346-9556 FAX042-346-9513 koen@city.kodaira.lg.jp

◎東京都北多摩北部建設事務所用地課 電話042-540-9532

JTP130921_8563_2第9回月夜の幻燈会『注文の多い料理店』の会場風景(撮影:高野丈)

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どんぐり林とは?

小平中央公園どんぐり林紺

 

 

2月1日からどんぐり林の道路予定地部分が立ち入り禁止に?

本日16日、小平市議宛に都市建設部長から、以下のような文書が届きました。どんぐり林(小平中央公園樹林地)の東半分の所有者であった一般財団法人大日本蚕糸会から、林の小平3・2・8号線予定地の部分を東京都に売却すると連絡があり、小平市はこの部分の土地使用貸借契約を解除したという報告の文書が届いたとのこと。こちらです。

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15日、小平中央公園横の樹林地内に、「道路事業用地です。事業用地管理のため2月から柵を設置します。東京都北多摩北部建設事務所 用地課 042-540-9532」と書かれた看板が数か所に設置されました。

林柵設置看板

具体的に林のどの部分が使用可能か、使用不可かを示した地図を求め、市が作成したのが下の地図です。小平市によると、下の図の赤線で囲んだ道路予定地の部分の周囲に、単管パイプの柵を設置するようです。

樹林地北側に隣接する自治会の方が北多摩北部建設事務所から聞いたところでは、柵の設置は、道路確定や樹木、地質調査などを行うためだそうです。調査完了時期、柵の撤去についての考え方などの質問に対してはすべて、「これからの検討課題」という回答しか返ってこなかったとのことです。

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この3〜5月、どんぐり林では、私たちが把握している範囲だけで、すでに5つのイベントが予定されています。近日中に、東京都と小平市に現状について説明を求め、対応を検討します。

 

どんぐりの林にかかわる大事なお話

どんぐりの林にかかわる大事なお話です。

10月11日(火)から、とうとう都市計画道路338号府中所沢線の「環境影響評価書案」の公示・縦覧と、「都市計画案」の公告・縦覧が始まります。公示(公告)・縦覧期間中には、説明会も開催され、その後、意見書の募集があります。詳細は10月1日号の『市報こだいら』と市のホームページ都道小平338号線計画を考える会のブログをご覧くださいませ!

先日の台風で、幻燈会をする丘の木や他の場所の木が折れ、丘の上がその大きな枝で通れないぐらいになっていました。プレーパークでハイジブランコを支えている木です。思わず木の幹にそっと触れ、大変だったねと心の中でつぶやきました。先日重機を使って、折れた枝などの処理の作業をされていました。

都道が通ると、雑木林と玉川上水沿いの木を合わせて、481本もの木が伐採されてしまいます。林の約半分が道路になるのです(環境施設帯に今ある木を「可能なかぎり」残すと書かれていますが、可能なかぎりがゼロなのか100なのかは今の時点ではわかりません)。林を分けて道路ができるので、道路の横にも木があるのでしょうが、そこは、遊べる場所にはならないと思います。

道路ができると、これまでのような催しは、決してできません。なによりこの計画が、大変時代遅れのことのように思えてなりません。

さまざまな意見があると思いますが、そのさまざまな意見を持つ市民を集めて、どうしたら自分たちの街が良くなってゆくのか? 小平市が主催で、市民が対話する場を作って下さいという請願を、都道小平338号線を考える会が出し、署名を集めています。11月上旬に第2次集約がありますので、まだの方はどうぞ署名お願いいたします。

以下より署名用紙をダウンロードしていただけます。 署名を集めてくださった方は、お手数ですが、11月9日までに請願者住所にお送り下さい。

請願署名用紙ダウンロード