本日発売朝日新聞朝刊 東京西半分press asacocoに月夜の幻燈会載っています。

お知らせが遅くなりました。本日13日の朝日新聞朝刊に挟まれている、asacocoの2面に「今年も月夜の幻燈会」と大きな見出しで載せて頂いています。幻燈会を実際に見て下さっているMさんが記事を書いて下さっています。あの場を味わった方、だからこその文章で、幻燈会のことを、林を楽しんで下さっている気持ちが伝わって来て大変嬉しい紹介記事になっています。

どうぞ朝日新聞でない方はご近所の方にでもお借りして、ご覧いただければと思います。

幻燈会の記事の下には映画「GATE」の上映会の案内もあります。この映画もお勧めです!

 

 

 

 

いろいろなお知らせ。

秋は、何かと行事が多い時期です。今日は魅力的な催しのご案内です。

まずは、10月4日(水)~16日(日)space&cafeポレポレ座にて画本宮澤賢治原画展 画 小林敏也vol.2
賢治童話における電気についての考察
『セロ弾きのゴーシュ』から『シグナルとシグレス』そして『蛙の消滅』 

期間中7日と8日には幻燈+朗読もあります。
「オッベルと象」「雪わたり」「よだかの星」「どんぐりと山猫」他です。
詳しくはspace&cafeポレポレ座のホームページをご覧ください。

小林さんが幻燈の操作も担当されますよ。10月の『セロ弾きのゴーシュ』、我らが雑木林でも、小林さんが映写を担当してくださいます。
画本よりもずっと枚数が多くなり、超忙しいY氏によって、只今デジタル処理中! Yさんいつもありがとう!

そして、10月14日(金)15日(日)
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールにて
東京楽竹団 結成3周年公演があります。
14日は19時より15日は13時半より開演です。
こちらもやはり、幻燈会の音楽でおなじみの、入野智江さんが出演されます。

夏休みにどんぐりの林でも、東京楽竹団のメンバーの方がライブとワークショップをして下さって、大変好評でした! またやって欲しいという声も、多々聞きました。大変暑い中、竹にまつわる色々なお話を、2時間近くにわたって、わかりやすく写真でみせてくれたり、お兄さん(なぜか栃木弁で面白い)とお姉さんが楽しく楽器の紹介をしてくれたり。参加者も3種類の竹の楽器で、実際に音を出して、即興でみんなで奏でたり。

コンサートもただ聴くだけではなく、音がまるで見えるような、音のキャッチボールや、奏者同士、お客さんとのやりとり、場の交感も大変素晴らしいものでした。演劇的で常に魅了され、豊かな時間を林で過ごすことができました。特別に暑い日でしたが、林の中で竹の音色と緑の木陰で私達は幸せだなぁと感じ入りました。

楽竹団のみなさま、本当にありがとうございました! 奏者側は動きっぱなしで、大変だったと思います。お疲れ様でした! 林では5人のメンバーの方でしたが、今回は10人以上のフルメンバーでのコンサートになり、今から私も楽しみにしています! 詳しくは、東京楽竹団のホームページをご覧ください。

(k)

 

 

第5回月夜の幻燈会 セロ弾きのゴーシュ!

第5回月夜の幻燈会のおしらせです。

 

こちらをクリックすると、上のチラシをダウンロードできます。
※以下に文字データがあります。

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『銀河鉄道の夜』 こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人

今日のこだわり人物伝は、作家・劇作家・演出家のロジャー・パルバースさんが『銀河鉄道の夜』を語ります。楽しみです。

昨年の12月、ご縁があって明治大学の学生さん達と『銀河鉄道の夜』をスライドや、ダンスや、バンド、そしてゾンビボールまで登場して、朗読を軸に表現する催しに参加しました。場所は大学のある神田古書街の古書会館です。限られた時間の中で、この長編をお伝えすることは大変なことですが、私はいつか朗読してみたいと思っていたので、とても嬉しかったです。若い方とも、賢治さんの作品を通して出逢えて良かったなぁと思います。

朗読だけで、50分あります。学生さん達が原作を読み込み、脚本を作りました。私は、この作品をアニメーションやお芝居や朗読劇で観ていることもあるし、原作も読んでいるので、学生さん達の作られた台本を、よくまとめられたなぁと感心しました。ただ、初めてこの作品に触れる方の目線となると、難しいこともあったかもしれません。とにかく長編をカットしてつないでいるのですから! でも、テーマはちゃんと伝わったのではないかなと思っています。そんな経験もあった『銀河鉄道の夜』なので、今日のロジャー・パルバースさんの語りが楽しみです。

早朝5時台の再放送は、『セロ弾きのゴーシュ』。チェリスト藤原真理さんです。藤原さんは、林光さんとセロ弾きのゴーシュのCDも出されているので、今度聞いてみたいなぁと思いました。番組中に流れる『星めぐりの唄』、チェロとピアノがとても美しかったです。この歌はいろいろな方が歌っているのを聞いたことがあります。作詞作曲ともに、賢治さんのものです。私も十代の頃からときおり口ずさんでいます。美しい歌です。

(K)

『セロ弾きのゴーシュ』

「こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人」第3回目はチェリスト藤原真理さんです。どんなお話が聞けるのかとても楽しみです。

第4回月夜の幻燈会の演目、何が良いかなぁと今から考えているのですが、『セロ弾きのゴーシュ』も良いなぁと思いつつ、大作なので長い!素読みで45分はある。音をつけてもらうと、、、。1時間くらいみておかないといけないかも、、。で、電力が、、、。自転車発電に皆さんの脚力が集まればできるかもしれない?!

私には5歳上の姉がいる。確か小学校6年生のころ、「これを読みなさい」と一冊の絵本を渡された、それが『セロ弾きのゴーシュ』だった。一度読んだが、なぜこの本を私に貸してくれたのだろう?と思ったものだ。あまりその時にはピンとこなかった。「ふ~ん」という感じであった。中身がわからないプレゼントを渡されたような印象であった。しかし、後々大きくなって読むと、とってもゴーシュの気持ちがわかる!と共感し、そのプレゼントの箱が開けられたような感じである。賢治さんのお話はそんなプレゼントが多い気がする。いつその箱が開くのか楽しみです。 (K)