『銀河鉄道の夜』 こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人

今日のこだわり人物伝は、作家・劇作家・演出家のロジャー・パルバースさんが『銀河鉄道の夜』を語ります。楽しみです。

昨年の12月、ご縁があって明治大学の学生さん達と『銀河鉄道の夜』をスライドや、ダンスや、バンド、そしてゾンビボールまで登場して、朗読を軸に表現する催しに参加しました。場所は大学のある神田古書街の古書会館です。限られた時間の中で、この長編をお伝えすることは大変なことですが、私はいつか朗読してみたいと思っていたので、とても嬉しかったです。若い方とも、賢治さんの作品を通して出逢えて良かったなぁと思います。

朗読だけで、50分あります。学生さん達が原作を読み込み、脚本を作りました。私は、この作品をアニメーションやお芝居や朗読劇で観ていることもあるし、原作も読んでいるので、学生さん達の作られた台本を、よくまとめられたなぁと感心しました。ただ、初めてこの作品に触れる方の目線となると、難しいこともあったかもしれません。とにかく長編をカットしてつないでいるのですから! でも、テーマはちゃんと伝わったのではないかなと思っています。そんな経験もあった『銀河鉄道の夜』なので、今日のロジャー・パルバースさんの語りが楽しみです。

早朝5時台の再放送は、『セロ弾きのゴーシュ』。チェリスト藤原真理さんです。藤原さんは、林光さんとセロ弾きのゴーシュのCDも出されているので、今度聞いてみたいなぁと思いました。番組中に流れる『星めぐりの唄』、チェロとピアノがとても美しかったです。この歌はいろいろな方が歌っているのを聞いたことがあります。作詞作曲ともに、賢治さんのものです。私も十代の頃からときおり口ずさんでいます。美しい歌です。

(K)

明日はルネこだいらで「映画地球交響曲第7番」上映会です。

ここのところ連日明日の準備をしています。久し振りになんと、どんぐり通信を作りました。今日印刷をしましたので明日ルネでお渡しできます。どうぞお手にして是非読んでくださいませ。

「こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人」第2回目も面白かったですね。ビデオに撮ったのでまたあらためて観たいと思います。