衆院選、投票に行きましょう!

玉川上水オープンギャラリーの展示を一部替えました。

寒くなって、どんぐり林の新しいスケジュールがないので、「選挙に行こう!漆喰鏝絵(しっくいこてえ)看板制作アクション!」の展示にしました。掲示板の厚みがないので薄くて小さな看板しか入らないのですが、二つの看板と作品の写真を展示しています。
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さて、大寒からは、鈴木忠司さんのギャラリー全面展示が再開することになりました。めでたい!そして、どうぞお楽しみに! どんぐりの会は一番西側のインフォメーションコーナーでひきつづき情報発信させていただきます。

12月14日(日)は衆議院議員選挙の投票日です。自分とぴったり主張が合う候補者や政党がいなかったとしても、ぜひ投票に行ってください。

國分功一郎さんが、ポリタスの特集「『総選挙』から考える日本の未来」に「亡命はなぜ難しいのか?」という重要な文章を寄せられています。 
(全文がこちらに掲載されています。 

なぜ、こんなタイトルなんだろう?と思いながら読み進めました。一部抜粋しますが、ぜひ全文をお読みください。

社会は少しずつしかおかしくならない。日常生活は一変しない。だから、明日や明後日に破局が訪れるとは思えない。1週間後にそれが訪れるとも、1カ月後に訪れるとも思えない。危機や破局というのはそういうものである。 

我々はまだこの原理原則を実現するための正式な手段を奪われていない。この手段すらもいつ利用できなくなるか分からないが、未だそれは我々の手元にある。その手段とは、言うまでもなく、投票の権利である。この原理原則を実現するためには、投票するしかない。

亡命と異なり、私たちは、この投票という手段によって、今までの愛着ある日常生活から引き裂かれるわけではありませんが、これまでの連続性の中ではなく、今私たちが置かれている状況の中で投票という手段の意味をとらえ直す必要があると思います。まだ奪われていない、そして、まだ十分に活用されていないこの手段を使って、それぞれの意思を示しましょう!(O)