玉川上水自然観察会

5月1日の玉川上水自然観察会、自然観察指導員の方と長時間観察することができて、とてもいい経験でした。すさまじい風の中、夏鳥が見られなかったのは残念でしたが、お昼ごはんの後は、有志で樹木調査(玉川上水沿いと雑木林の一部)もできました。この日の観察種は以下の通りです。

鳥類
キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

植物
キンラン、エゴノキ、ノフジ、コナラ、ウグイスカグラ、コゴメウツギ、クヌギ、イヌザクラ、スイカヅラ、ケヤキ、エノキ、アオダモ、コブシ、ニシキギ、ミズキ、ナンテン、マユミ、コマユミ、ノイバラ、イヌシデ、ムラサキシキブ、サワラ、アオキ、ユズリハ、グミ、イロハモミジ、アマドコロ、シラカシ、カクレミノ、ヤマユリ、ムラサキケマン、ハルジオン、ヤマグワ、ヒメコウゾ、ジュウニヒトエ、アカシデ、ヘビイチゴ、マルバスミレ、クサボケ、タチツボスミレ、シュロ、ヤツデ、シュンラン、ツボスミレ、ムク、キランソウ、シャガ、ニワトコ、ギンラン

昆虫
エゴツルクビオトシブミ、ヒメクロオトシブミ、ジンガサハムシ、マルハナバチ、マダラガガンボ、アオオサムシ、アゲハチョウ、テントウムシ(卵)、ヨモギエダシャク、ホソウスバフユシャク


この観察会については、井の頭バードリサーチの高野丈さんのブログでも報告されていますので、ご覧くださいね。


5/5には、雑木林と玉川上水沿いでギンラン、雑木林でジュウニヒトエも見られました。

キンラン、ギンランを盗掘する人がいるようですが、樹木、菌根菌との繊細な共存関係が必要なキンラン、ギンランを自生地から掘って移植しても、ほとんど枯れてしまうとのこと。その場で、愛でましょう。


5月5日に、玉川上水オープンギャラリーの鈴木忠司さんと友の会の方たちに、センダイムシクイ、キビタキが中央公園周辺に何度も現れているとうかがいました。声を聞きたいな〜と思います(9日10時〜12時には、オープンギャラリーの観察会が行われますよ)。

(N)

338予定地を歩く会へのご参加、ありがとうございました。

2月6日(日)は、総勢37名(8歳から82歳)で、府中から小平市立中央公園の林まで歩きました。ご参加くださった皆様、ありがとうございます。国分寺から3人の方が案内役で力強くサポートして下さり、恋ヶ窪公民館では他の方もいらして、あたたかいお茶を出してくださいました。ありがとうございました!

今回の歩く会では、小平市以外からもたくさんの参加者がいらっしゃいました。これまでの活動で出会った、「国分寺崖線の緑を守り調布3・4・10号線を考える会」、「玉川上水・すぎなみの会」、「井の頭バードリサーチ」の方たちとも、ご一緒に歩くことができました。

2月19日(土)と20日(日)、私たちどんぐりの会は、「女と男の市民活動」の展示(@中央公民館ギャラリー)に参加しますが、20日には、井の頭バードリサーチさん主催で、鷹の台駅(西武国分寺線)から小金井まで歩く玉川上水自然観察会が開催されます。また、玉川上水を人がつながる場としてとらえ、地域と地域、人と人をつなげる活動を続けていらっしゃる玉川上水ライフらいんprojectの2011新年会・交流会も、国分寺市の本多公民館で開かれます。体がいくつもあるといいのに、と思ってしまいます。詳細は各リンクをご覧いただき、ぜひ、ご参加ください。

今回歩いてみると、昨年よりもさらに国分寺部分の買収が進み、街の風景がすっかりかわっていました。そんな中、終の住処として選んだ場所に住み続け、行政と戦っている方の気持ちを想像すると、胸が痛くなりました。

最後に、小平の雑木林では、「二匹のくま」さんのリコーダー演奏の後、リコーダーの伴奏で、「早春賦」やわらべうた「そとへでよう」、「君をのせて」(映画「天空の城ラピュタ」より)をご参加の方々と唄いました。「二匹のくま」さん、長い間、林で待っていてくれてありがとうございました。そして小平部分をご案内下さったⅠさんも、体調不良なのにご参加ありがとうございました!

また、あらためて歩く会のご報告をしたいと思っています。