白銀の冬鳥調査

2月9日(日)は冬鳥調査の日でした。都知事選の日でもあり、この大雪で投票率が気になるコダイラーとしては、大変気が重い日でした。でも、この調査観察会に参加して、心の平安を保つことができました! 自然観察指導員の高野さん、大出水さんありがとうございました。

初めは常連のシジュウカラやハシブトガラス、ドバト、ヒヨドリ達にしか、今日は会えないのかな?と思いましたが、なんとなんと15種類位の鳥たちに出会うことができました。下の写真は林の中で、カワラヒワの群れを観ているところです。

鳥観林

いつもながら、高野さんの「今、○○の声がした」「あそこに○○がいる」という観察力には本当に驚きます。毎日井の頭で観察している達人です。毎回参加していても、なかなか鳥の鳴き声で判断できなかったり、双眼鏡も上手く使えないことが多いのですが、やっと、「あそこ!」と言われたところに双眼鏡が向けられ、鳥の姿を確認できるようになってきました。

シジュウカラやメジロ、エナガの混群に出会えて、エナガのかわいらしかったこと! 薄いもも色の毛がふわっとしていて、愛らしかったです! 観察の帰り道、高野さんがエナガの悲鳴がする方向を教えてくれると、玉川上水の樹冠からオオタカがひらっと西へ飛翔してゆきました。

白銀の中、お天道様が暖かく、今回初のビンズイ、モズ、ジョウビタキ、オオタカに出会え、大満足の調査観察会になりました。商店街のポスターを見てこの会に初めて参加して下さった方もいらして、大変嬉しかったです。みなさん、どうぞお気軽に次回の夏鳥調査観察会にいらして下さい。身近な自然の豊かさを知り、心が温まる日になりました。

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(写真:高野 丈)