玉川上水ラムサール条約登録の可能性をさぐる~いのちを育む水と緑の回廊~

どんぐりの会も賛同団体になっている11月30日(土)のシンポジウムのおしらせです。玉川上水について、新鮮な視点が得られそう! ぜひお出かけください。

玉川上水ラムサール条約登録の可能性をさぐる~いのちを育む水と緑の回廊~

ramusa-ru003

(写真:加藤嘉六)

私たちの身の回りでは、畑や、緑地がどんどん家になったり、道路になったりしています。こどもたちの未来に、緑を残すにはどんな方法があるのでしょうか。ラムサール条約とは、人工的な小河川を含む湿地を守る条約です。とても柔軟な条約で、なんと、「謎の水性蛇が棲息する」と言う理由で登録されている場所があるくらいです!さらに、登録されなくても、その基本理念は緑を守るために誰もが利用できるのです。

 

このシンポジウムでは、ラムサールセンター事務局長中村玲子さん自ら、ラムサールの「いろは」とKODOMOラムサールについてお話しくださいます。また、ラムサール登録地谷津干潟の芝原達也さんには登録の経緯や活動について、鷹の台に以前お住まいだった日本自然保護協会の辻村千尋さんからは玉川上水がどういう点で価値があるのかについて専門的にお話ししていただきます。

日時= 11月30日(土)午後6時半~9時 [開場6時]
場所=小平市中央公民館ホール(西武多摩湖線青梅街道駅より徒歩5分)
資料代=300円 定員=150名
参加申込=下記問合せ先、またはhttp://kokucheese.com/event/index/120251/
問合せ=042-347-0153 [りー]satoko.lee@gmail.com
チラシダウンロード

パネラー
中村 玲子氏(ラムサールセンター事務局長)
辻村 千尋氏(公益財団法人 日本自然保護協会 保護・研究部)
芝原 達也氏(谷津干潟自然観察センター CEPA活動コーディネーター)

主催:ちいさな虫や草やいきものたちを支える会
特別協力:玉川上水ネット http://www.ngo-npo.org/josui/
賛同団体:
グリーンアクティブ
NPO法人 小平・環境の会
小平市玉川上水を守る会
こだいら菜の花プロジェクト
玉川上水ライフらいんproject
どんぐりの会
日本自然保護協会・ 自然観察指導員東京連絡会
NPO法人Mystyle@こだいら
フォルムクラブ
玉川上水ウォッチングクラブ
第7回「西武環境保全活動助成金」助成事業

IMG_0001
玉川上水は、多摩川の源流から都心の緑地帯へ、生き物が移動する緑豊かな通り道として大きな役割を果たしています。

小平中央公園での自然観察会、おすすめです!

木々の緑が日増しに濃くなってきました。玉川上水周辺では、毎日、鳥の声がにぎやかです。昨日は、家の前の電線で、メジロが遠くのだれかとかわいい歌を歌っていました。

震災や福島原発の現状を考えると、気の抜けない、気持ちの晴れない日々が続きますが、こういう時こそ、人と会うこと、話すことがとても大事だと感じます(自粛しろというのがどんなにマイナスか、も)。

さて、おしらせです。

5月1日に、日本自然保護協会の自然観察指導員の方たちが、小平中央公園で自然観察会を開いてくださることになりました。これは、とってもおすすめです。なんといっても、バードウォッチングに一番ぴったりの季節にひらかれる観察会です。ぜひぜひ、ご参加ください。以下にご案内を載せますが、参加には申込みが必要ですので、以下のサイトをご覧ください。http://www.birdimages.jp/cn23/jyosui/jyosui.html

予習用に設けられた都市公園で見られる代表的な夏鳥とさえずりのサイト、写真も美しくて、楽しいですよ〜。(N)


玉川上水で渡りの夏鳥を探そう

日時: 2011年5月1日(日) 午前9:30~12:00
場所: 小平中央公園・玉川上水
集合: 午前9時20分 鷹の台駅前
主催・案内: NACOT(自然観察指導員東京連絡会)有志

定員:40名 (申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など):100円
持ち物: 観察用具(双眼鏡、図鑑、ルーペなど)

4月下旬は都市公園でのバードウォッチングが一年で最も楽しい時です!なぜなら...
・季節移動中(春の渡り)の野鳥が多数立ち寄るピークの時期
・春の渡りではさえずりが聴ける
・樹木が完全に生い茂る前なので観察しやすい
・新緑が美しい
この夏鳥の季節移動のピークの時期に小平中央公園と玉川上水でバードウォッチングします!! この地の自然観察を通じて都道3・3・8の道路整備計画について考えたいと思います。

※詳細については以下をご覧ください。
http://www.birdimages.jp/cn23/jyosui/jyosui.html

市民調査全国大会!

おととい玉川上水沿い(雑木林の南あたり)でカナカナカナカナカナ…と3匹のヒグラシの声を聞きました。ヒグラシは秋の季語、感覚的にも夏の終わりという印象でしたが、実際には他の蝉よりも早くから鳴き始めるんですね。

7月3日、4日にひらかれた日本自然保護協会の「生物多様性の道プロジェクト」市民調査全国大会の二日目に参加してきました。(http://www.nacsj.or.jp/project/waytob/symposium.html)

参加することに意義がある!という思いで、つたない展示ながら参加したのですが、それでも、参加して本当によかった! 魅力的な講演やワークショップの数々にはなかなか参加できませんでしたが、会場には、自然調査をする中でそれぞれのグループがたくわえたノウハウを共有しようという心地よい空気が流れていました。展示も楽しく、いい刺激になる資料を山のようにもらってきました。子どもたちといっしょに観察会をつづけていこう! 楽しく工夫して発信していこう、とエネルギーをたくわえた日曜日でした(体はヨレヨレ…)