目が覚めてしまった。

「こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人」の再放送が、あと少しで始まる。目が覚めたのでまた観ようかな。ビデオに撮っているのに(笑)。

最愛の妹トシの死後、『魂呼ばい』の旅のとき、あちこちの土地で風を感じ、天から吹いてくるこの風の中にトシがいるのかもしれない、そう感じた賢治さん。

「風の又三郎」をあらためて読んでみたくなった。昨年5月の月夜の幻燈会の「雪わたり」でも風が大事な意味を持って出てくる。四郎とかん子と子狐の紺三郎が鹿の子を呼んで、一緒に遊ぼうとするが、鹿の子は姿を見せず、「北風ぴいぴい風三郎、西風どうどう又三郎」と細いいい声がするばかり。鹿の子は臆病だから、姿を見せない。鹿の子のこの台詞、別に唄わなくても良いのだが、普通に読んでもなんだか違う気がして、風のように唄ってみた。

風をキーワードに作品を読み返すのも、面白いかもしれない。

山折哲雄さんが花巻弁で「永訣の朝」の「あめゆじゅとてちてけんじゃ」という言葉を語る時、「はぁ~方言っていいなぁ。」て本当に思った。いつか花巻弁で語れる時がきたらなぁ。

15日(土)ガイアシンフォニーの会場でお逢いしましょう。

以前もブログに載せましたが、こだいら自由遊びの会主催の映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番」上映会がいよいよ今週です! どんぐりの会も、映画126分の上映後に、幻燈会の写真などを観ていただいて、私たちの街の道路問題にも少し触れることになりました。ぜひいらしてください。


1月15日(土)
会場 ルネこだいら中ホール
(小平駅徒歩3分)

昼の部 14:00開場 14:30開演~
夜の部 18:00開場 18:30開演~

前売券 1200円(一般・学生共通)
当日券 一般1500円 学生1200円

チケット販売店 ルネこだいら 松明堂書店 コトリ花店 カフェスロー国分寺 百の豆木


この映画の龍村監督の言葉をご紹介します。

第7番のテーマ「全ての生命が潔く健やかに生き続けるために」の『潔さ』とは、 「変えられないことを受け入れる落ち着き」。たとえば生まれた生命は必ず死ぬわけで、うろたえても仕方がない。地球の大きな方向性を今のテクノロジーで変えられると思っていることもおこがましい。宇宙的な意思といってもいいですがそいうものを受け入れてゆく落ち着きを持つべきです。

と同時に「変えられることを変える勇気」も必要です。一見矛盾するように思えますが、大いなるものに委ねる落ち着きがあれば、自分自身の力で変えられるものを変える勇気を持つことができる。だけど多くの人は、変えられないものを変えようとし、自分で変えられるのに怖がって変えない、という逆のことをしている。そこを見分けるのが、人類のインテリジェンスだと思います。と言うことを仰っています。

道路問題に取り組むことも「変えられることを変える勇気」に通じるのかなと思っています。

ガイアシンフォニーのホームページです。

こちらで予告編もご覧になれます。

こだわり人物伝 宮沢賢治 はじまりましたね。

NHK教育テレビで 『こだわり人物伝 宮沢賢治 未来圏の旅人』(全4回) はじまりました。皆さんはご覧になりましたか?私はビデオに撮って(まだブルーレイを持っていません。)しっかり拝見しました。第一回目は宗教学者の山折哲雄さんがお話しされていました。山折さんは元旦の東京新聞に作家の宮内勝典さんと「生き方」考 新春対談をされていました。

その中で宮内さんが「地球的に考え、地域的に行動する」という言葉がありますね。それを自分なりに言いかえています。「惑星的に考えながら、それぞれが自分の持ち場でベストを尽くすしかない」と。と仰っています。

「地球的に考えて、地域的に行動する」そんな言葉を私は知らなかったのですが、今やっているどんぐりの会やプレーパークの活動はまさにそうだなぁと元旦から背中を押してもらえたような嬉しい気持ちでした。

さて、賢治さんのお話に戻ります、山折さんはこだわり人物伝の中でお話しされているのですが、花巻出身で賢治さんのお家ととっても近いところで育ち、ご家族同士親交があったそうです。賢治さんは法華経から日蓮宗へいたったといわれているが、クリスチャンである斎藤宗次郎とも交流が深く、町の有力者であるお父さんが熱心な浄土真宗だったので仏教講習会を開催し講師としてたびたび訪れた暁烏敏(あけがらすはや)の身の回りのお世話を少年時にしていたそうです。いろいろな宗教に触れて実践している。そして、よき理解者である、妹トシの死から一年後に青森から北海道・樺太に旅をします。その時に挽歌(死者を偲ぶ歌)をたくさん書いている。その詩を読むと、旅で出会う景色の中に妹の魂を求めているこのような宗教感は、浄土真宗、日蓮宗、キリスト教という成立宗教よりはるかに原始的で根源的なもの、もしかすると万物すべてに命が宿っているそんな感覚で‘‘魂呼ばい‘‘(たまよばい)という原始的な宗教感情に突き上げられての旅をしていた。結局宮沢賢治の宗教経験の一番の根源的なものになっていたのは「万物に命あり」ということなのではないだろうかと仰っています。

東京新聞の対談にも山折さんは「自然との一体感再評価する時代」「宗教民族超えて多神教的寛容へ」と説いています。そして日本人は無という言葉が好き、無私、無常、つまり無の世界というのは何か奥深いものがある。セクトとか教会、寺とかを乗り越える、かなたにある理想的な世界が無というわけです。西洋人にとっては単なる虚無ニヒリズムの思想だろうが、すべてののものを包み込む一種の包容力、柔軟性みたいなものを表した言葉だと思う。とも書いてあります。

クリスマスを祝いお寺で除夜の鐘をつき初詣に行く!私もそんな日本人です(笑)もっとそのことに今年は誇りを持とう!と思います。

是非まだこの放送をご覧になっていない方は再放送をご覧くださいませ。

再放送 1月12日 AM5時35分~AM6時00分(教育テレビ)

本放送  毎週水曜Pm10:25~10:50     再放送は翌週水曜日am 5:35~am6:00

その後中村桂子(生命誌研究者)、藤原真理(チェリスト)、ロジャー・パルバース(作家、劇作家、演出家)のみなさんが賢治さんについて語られます。今後も楽しみな番組です。是非お勧めします。

雑木林、玉川上水でアートワークショップ!

1月中、中央公園東側の雑木林や玉川上水周辺で行われる、子ども・家族向けのアートワークショップがおもしろそうです。

こちらは武蔵野美術大学の太田エマさんの企画。玉川上水ライフらいんprojectのメンバーで、玉川上水に関わっている団体・個人のインタビューをまとめた映像作品を1月20日〜23日に武蔵美で発表されるとのことで、どんぐりの会として年末にインタビューを受けました。

12月25日の雑木林でのワークショップでは、大人と子どもといっしょに落ち葉アニメーションを作ったそうですよ(*こちらのウェブサイトにアニメーションあり)。落ち葉がまるで生きものみたいで、楽しそう。寒い日々ですが、子どもといっしょに、ちょっとでかけてみませんか?

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

いつのまにか、10月の月夜の幻燈会『どんぐりと山猫』から、3ヶ月が経とうとしています。夜の林で行う幻燈会は、冬の間はお休み。あたたかくなったら、また幻燈会をやりたいなあ、次は何をやろうかなあ〜と考えています。

野外で行う幻燈会には、日没後の林でも、小さな子どももお年寄りも安心して過ごせるような暖かさが必要です。玉川上水や雑木林の木々が芽吹き、くらくらするような色の輝きを競い合う季節を待ち遠しく感じます。

この地域の多くの方が、幻燈会会場の雑木林を、日々の生活の中で大事な場所だと思っていることが林のアンケートによって、よりクリアに見えてきました。幻燈会の企画も、この林の存在なくしてはありえません。

幻燈会開催をとおして、地域の多くの方たちの知恵と力をお借りし、人のつながりの持つ力をじんじんと感じました。今年も、町の中の小さな雑木林で、林を感じる企画を展開していきたいと考えています。どんぐりの会へのますますのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。