都道338号線の地域懇談会(市が主催)のご案内

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どんぐりの会が活動する雑木林は道路予定地です。
2月初めには東京都がその都道の説明会を開きました。(1小と中央公園の体育館で2回)その時は600人以上の市民が参加しました。私カイコも参加し、雑木林がどれだけ市民に愛されている場所か、子どもたちが自転車さえも気にせず土や木や虫たちとゆっくり遊べる場所であるのか、蝉達が毎年すさまじい数誕生する場であるのか、都の職員の方たちにもお伝えしました。

しかし、その会ではお仕着せの道路政策によくある、お決まりのパターンのスライド(かなりお金をかけている)を流し、説明をするだけで、市民と対話をしようという姿勢がまるで感じられませんでした。それはそれは、その会に参加した方なら思い出すだけで、悲しくなる、人によっては怒りを覚える光景だったと思います。

もうすでに府中街道はあるのに? 何故? 今? あらたに道を?

子どもの喘息も小平市では確実に増えているのに、緑を減らし、空気を汚し、何のための、誰のために東京オリンピックの頃の計画をやろうとするのか判りません。

8月7日(土)8日(日)に地域懇談会が開かれるそうです。
2回、しかも60人しか定員がないところで。

8月7日(土)午後2時~3時30分
市民総合体育館 第2・3会議室
8月8日(日)午後2時~3時30分
小川町2丁目地域センター集会場

「内容」
(1) 小平市都市計画道路の概要説明について
(2) 小平3・3・8号線の概要説明について
(3) 質疑および意見交換について

詳しくは
http://plaza.rakuten.co.jp/338kangaerukai/diary/201007060000/

今、既に東京都の環境影響調査が始まっています。
3月にはその調査の為の意見書を私も都に提出しました。
3月中旬には府中病院の横から鷹の台の中央公園の雑木林まで道路予定地を歩く会(都道小平338号線を考える会主催)が開かれ、参加しました。国分寺部分はもう事業化決定で土地が売却されています。植木の街国分寺の植木屋さんの豊かな風景があったところも売却され、土地は黒いビニールで覆われ、オセロのように黒や白の土のうが置かれていました。そんなビニールで覆われた道路予定地にポツンと今でも頑張って残っている家があり、印象に残っています。
(まだ沢山家のあるところもあります。)

そして、その道路は小学校の脇を通ります。
光化学スモックできっとプールもなかなか入れなくなるでしょう。今まで窓を開けて風を感じながら授業を受けていた生徒たち、窓は閉めないと音もうるさくなるでしょうし、空気も悪くなり、エアコンに頼らないといけなくなるでしょう。と案内して下さったSさんは話してくれました。

府中から道路予定地を歩き、幼いころから毎日当たり前のように歩いている玉川上水に辿りつき、「土の道って無いのね。」とつぶやいてしまいました。兎橋を渡って、雑木林に足を踏み入れた時、なんて落ち着くのだろうと身も心も緩みました。一緒に歩いてきたIさんは「こんな良いところが無くなると、生きる気力が失われる。」とつぶやいていました。

小平は事業化決定までにまだ時間があります。
私は微力であっても、その時々でできることをコツコツ続けてゆきたいと思います。

みなさん、8月7日または8日の会に参加しませんか?

『歩いて、知る338(328)号線』に参加して牟礼すずめさんの書かれた文章はこちらです。
その1
http://plaza.rakuten.co.jp/338kangaerukai/diary/201003170000/
その2
http://plaza.rakuten.co.jp/338kangaerukai/diary/201003170001/


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