タグ別アーカイブ: セミの抜け殻しらべ市民ネット

2018年セミのぬけがら調査と過去の調査結果

手元の記録でまとめた今年のセミのぬけがら調査の集計結果です。

アブラゼミが一番多く、445。ニイニイゼミが昨年から多くて163。ヒグラシは2015年に調査地が半分になってかなり減りましたが、今年は40でした。ミンミンゼミは最高記録!と言っても地味で、今まで一桁だったのが二桁の15になりました。

2015年に調査地が狭くなって以降の結果をくらべると、今年の数字は、ニイニイゼミ以外については2015年の調査結果と似た数字です。ニイニイゼミは増えています!

〈セミのぬけがら調査〉4年間の第一回調査を比較してみました

第1回の調査が終わったので、ここ4年間の第1回調査の数字を比較してみました(2015年、2016年の調査は7月末に実施)。

今年は全体にぬけがらの数が多く、特にアブラゼミが多いです。羽化の時期が早くなっているのかな〜? 第2回の調査結果が気になりますね。いっしょに調べましょう!

ヒグラシのメスはもう結構羽化していますね。昨年の調査結果でも同様の結果になっていました。

2018セミのぬけがら調査と羽化のかんさつ会

8月5日は最高気温が35度を超えたため、セミのぬけがら調査を中止しました(調査はスタッフのみで行いました)。18日も同様に対応します。

どんぐり林の
セミのぬけがら調査と羽化のかんさつ会

セミのぬけがらを集めて、種類をしらべます。
夏休みの自由研究にも!

第1回  8月5日(日)午後2時半〜 ぬけがら調査
            午後6時半〜 羽化のかんさつ会
          ※小学生は大人と一緒にご参加ください。
第2回  8月18日(土)午前9時半〜 ぬけがら調査

ところ 小平中央公園 どんぐり林(体育館の東側の林)
参加費100円(保険料込み)。高校生以下無料

☆申込みをお願いします!(先着30名)※いずれかの日のみの参加もOKです。
参加者の「①お名前、②電話番号かメールアドレス、③お子さんの場合は年齢」をメールでおしらせください。
メール:josuidonguri@gmail.com

〈もちもの〉ルーペ(あれば)。そのほか、虫よけ、のみもの、筆記用具など必要なもの

主催:どんぐりの会 http://dongurinokai.net

クリックすると拡大します。

クリックすると拡大します。小学校2年生までの漢字をつかった案内です。

8月15日のセミのぬけがら調査と羽化の観察会の報告(写真)

8月15日の調査は、写真より先にデータを報告するという、例年にないことになっていますが、長時間にわたる調査のほかにも、いろいろと実り多い一日でしたので、写真でご報告します。

見分け方のレクチャー。

昨年作ったつのこう箱も仕分けに活躍。泥が洗い流されたニイニイゼミのぬけがらもありました。
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渡りの途中のアサギマダラがどんぐり林で一休み。優雅で美しく、この林で会えてうれしくなりました。

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羽化の観察会の前にセミについて高野さんからレクチャー。セミの生態にはまだわからないこともたくさんあるんですね。
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(ここまでの写真:自然観察指導員の高野丈さんと荻窪奈緒さんの撮影)

明るい林の中でオオミズアオの羽化にも出くわし、美しい翅がのびるようすが見られました。そのそばには、オオミズアオのさなぎらしき大きな塊も。この林ではオオミズアオに時々出くわします。
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(撮影:山田浩さん)

夜の羽化観察会。羽化中の個体は殻から抜けてしまっていたので、探し回って、位置を決めつつある幼虫を見つけ、背中が割れるところからの翅がのびるまでの観察は長時間に及びました。みんな、「もうすぐ背中が割れるよ」「ほら、ふくらんできている」と食い入るように見つめていました。

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(撮影:どんぐりの会メンバー)

 

2015年セミのぬけがら調査結果

とりあえず数字だけご報告しておきます。2015年のセミのぬけがら調査は以下のようになりました。今年も、どんぐり林で生まれ育ったセミは5種類でした(クマゼミは0!)。

セミのぬけがら合計 614個
◆アブラゼミ 484(オス287 メス197)
ニイニイゼミ 63
◆ヒグラシ 47(オス28、メス19) 全体の7.7%
◆ツクツクボウシ 13(オス9、メス4)
◆ミンミンゼミ 7(オス5、メス2)

今年はニイニイゼミの数がヒグラシよりも多くなりました。

ヒグラシのぬけがらは?

この林に特徴的なヒグラシのぬけがらの数だけを調べてみました。

道路予定地の柵の影響のない調査地1と4では、2013年より今年のほうが合計24個ヒグラシのぬけがらが多いのですが、柵で狭くなった調査地2と3では、合計73個も少ない結果となっています。特に調査地2でヒグラシのぬけがらが多かったので、柵の影響が大きく感じられます。

2015年ヒグラシ合計47個(オス28、メス19) ※2013年よりも49個少ない。
〈2013年ヒグラシ合計96個(オス53、メス43)〉

◆調査地1(柵の影響のない調査地)
2015年計36個(オス19、メス17) 2013年との比較+19個
内訳:7月26日13(オス10、メス3)、8月15日 23個(オス9、メス14)

〈2013年計17個(7/28 4個(オス4)、8/24 13個(オス2、メス11)〉

◆調査地2(柵の設置で狭くなった調査地)
2015年計0個 2013年との比較−57個

〈2013年計57個(7/28 28個(オス22、メス6)、8/24 29個(オス15、メス14))〉

◆調査地3(柵の設置で狭くなった調査地)
2015年計0個 2013年との比較−16個

〈2013年計16個(7/28 7個(オス3、メス4)、8/24 9個(オス3、メス6))〉

◆調査地4(柵の影響のない調査地)
2015年計11個(オス9、メス2) 2013年との比較+5個
内訳:7月26日1個(オス1)、8月15日10個(オス8、メス2)

〈2013年計6個(7/28 0個、8/24 6個(オス4、メス2)〉