林の観察会で出会った虫たち ア〜コ

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6月13日の観察会で出会った虫たちの報告をします。まずは、ア〜コから始まる虫です。(虫の名前には、誤りがあるかもしれません。ご了承ください)

アオオサムシ

アオオサムシ

 

光沢のある緑色の背中をしています。

アゲハチョウ

アリ

アリ

 

なぜこんなにお腹が大きいのでしょう?

アリジゴク(蟻地獄、ウスバカゲロウの幼虫)

アリジゴク

 

身近にこんなに面白い虫がいるんですよ〜。持ち帰って観察してみましょう。すり鉢状の巣はいつのまにかつくられていてびっくり。一番下がたまにぷくっとうごめくので、まるで本当の地獄風呂。ありを入れてみると、昇ろうとするありに砂粒を投げつけます。この光景が何とも面白い。早送りのように一瞬で、見落としそうなほど早いんです。ありを捕まえると、ありの体液を吸って、抜け殻はピョンと巣の外に放り投げます。おおあごで投げ飛ばすらしい。砂の中を後ろ向きに移動するのですが、表面がすこしづつへこんでいくので、進んでいるのが手に取るようにわかります。

捕まえて観察しているMくんのコメント
毎日えさをやるのが楽しみです。補食シーンがかっこいいです。

アリジゴクの巣

 

アリジゴクの抜け殻?

アリジゴクの抜け殻?

エゴツルクビオトシブミ(卵、幼虫、成虫)

オトシブミっていないかなあ〜見たいなあ〜と大人が勝手なことをつぶやいていると、くるくる巻いてる葉っぱならあっちの方にいっぱいあるよとAちゃん。さすが! よく見ています。

行ってみると、たくさんの葉っぱがきっちりと美しく巻かれてぶらさがっていました。

エゴノキ

 

葉っぱをきれいに巻いて、その中に卵を産みつけるオトシブミ。幼虫はその葉っぱを食べて育つそうです。中はどんなふうになっているんだろう、とひらいてでてきたのは、とてもとても小さな卵!

オトシブミの卵

 

そして、幼虫! ああ、開いちゃいけなかった〜ごめん!と後悔。葉っぱに保護され、じ〜っと待っている弱々しい存在なのかと思ったら、ピョンピョン跳びはねて意外に元気なのです。「飼ってみる〜」という娘に、「葉っぱをはがしてしまったのに、多分生きられないよ」〜と話しつつも、連れ帰って葉っぱでくるんでおいたら…

オトシブミの幼虫

 

翌朝、立派な成虫になりました。

オトシブミ成虫2

 

オトシブミ成虫

 

エゴノキの葉っぱに卵を産み、鶴のような首をしているから、「エゴ・鶴首・落とし文」。でも、この種類のオトシブミは葉っぱを切り落とさず、ゆりかごのように木にぶらさげておくようです。小さいながら堂々として造形が美しい!

オオゴミムシ(とハサミムシ)

オオゴミムシ

 

オオヒラタシデムシ

林中を歩き回る姿が目立ちました。子どもたちが何匹も何匹もつかまえてきました。

オオヒラタシデムシ

 

ガガンボ

カナヘビ

カブトムシ(成虫、幼虫)

キノコ

キノコ

 

キョウトアオハナムグリ(♀)

キョウトアオハナムグリ

 

クヌギカメムシ

クヌギカメムシ

 

コクワガタ

コクワガタ

 

コメツキムシ


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