6月13日の「みんなでしらべよう! 林の観察会2」の報告をつづけます。サ〜ヤのつく虫たちです。
サトキマダラヒカゲ
とても地味ですが、サトキマダラヒカゲは東京都の絶滅危惧I類だそうです。幼虫の食草は笹や竹などで、成虫はクヌギなどの樹液に集まります。
観察会の日には4羽のサトキマダラヒカゲを見つけましたが、うまく撮影できないまま放しました。写真の2羽は、虫捕り名人Aちゃんの活躍で、観察会の3日後にあらためて撮影しました(4日後にも3羽のサトキマダラヒカゲを樹液スポットで確認しています)。
一羽は、片側の紋の一部が消えてしまっていました。人の手でさわったかなにかで鱗粉が落ちたようです。写真撮影後、林の樹液スポットに放したら、すぐに上の方で2羽並んで樹液を吸っていました。その下の方にはコガネムシ、もっと下の方にはスズメバチがいました。
セアカツノカメムシ
全体的に透けたようなオレンジ色と黄緑の組み合わせが美しいカメムシでした。
センチコガネ
ダンゴムシ
トンボ
ナナフシの幼虫
こんな小さな幼虫をよく見つけたねえ〜とびっくり。子どもたち、大活躍でした!
ナミテントウ
ナミテントウっていろいろな模様があるけれど、全然違う模様でもカップルになるんですね。
ナメクジ
ハサミムシ(とミミズ)
ヒゲジロハサミムシ
お尻のハサミがまっ赤で、触角先端と脚が白いハサミムシです。
ヒメツチカメムシ
林の中にたくさんいました。なかなか名前が分からなかったのですが、平たいのと、羽が短くてなんとなくカメムシに似ているなと感じたことから、名前が判明しました。
ヒメビロウドコガネ
写真では分かりにくいのですが、小さな体の全体がビロードで覆われたような美しい虫でした。
ミミズ
ムカデ
ヤスデ
ヤマトスジグロシロチョウ
この季節によく見かけます。
わからなかったもの