2月1日からどんぐり林の道路予定地部分が立ち入り禁止に?

本日16日、小平市議宛に都市建設部長から、以下のような文書が届きました。どんぐり林(小平中央公園樹林地)の東半分の所有者であった一般財団法人大日本蚕糸会から、林の小平3・2・8号線予定地の部分を東京都に売却すると連絡があり、小平市はこの部分の土地使用貸借契約を解除したという報告の文書が届いたとのこと。こちらです。

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15日、小平中央公園横の樹林地内に、「道路事業用地です。事業用地管理のため2月から柵を設置します。東京都北多摩北部建設事務所 用地課 042-540-9532」と書かれた看板が数か所に設置されました。

林柵設置看板

具体的に林のどの部分が使用可能か、使用不可かを示した地図を求め、市が作成したのが下の地図です。小平市によると、下の図の赤線で囲んだ道路予定地の部分の周囲に、単管パイプの柵を設置するようです。

樹林地北側に隣接する自治会の方が北多摩北部建設事務所から聞いたところでは、柵の設置は、道路確定や樹木、地質調査などを行うためだそうです。調査完了時期、柵の撤去についての考え方などの質問に対してはすべて、「これからの検討課題」という回答しか返ってこなかったとのことです。

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この3〜5月、どんぐり林では、私たちが把握している範囲だけで、すでに5つのイベントが予定されています。近日中に、東京都と小平市に現状について説明を求め、対応を検討します。

 

11月1日から史跡玉川上水保全署名始まります。

みどりのつながり市民会議のよびかけで、11月1日から道路建設による「史跡玉川上水」の現状変更を認めないよう求める署名をはじめます。どんぐりの会もこの署名の賛同団体になりました。

史跡玉川上水バナー

11月1日(土)、2日(日)、3日(月祝)の3日間は、午後1時〜3時の間、玉川上水の328号線予定地周辺で署名を集めます(小平中央公園の東端の南側あたりです)。一緒に集めてくださる方もぜひいらしてください!

*雨天中止(この場合はみどりのつながり市民会議のブログでおしらせがあります)。

また、オンライン署名も同時に開始しています。
*この署名は国籍も年齢も関係なく、賛同する人はだれでも署名できます。
*オンライン署名と署名用紙の両方を用意していますが、どちらも同じものです。どちらかで一回だけ署名してください。

どうぞよろしくお願いいたします。

文化庁へ要望書提出

東京新聞(文化庁へ要望書提出)2014年3月14日

どんぐりの会も加盟している「玉川上水ネット」が、12日文化庁へ玉川上水の史跡としての現状変更を認めないで欲しいという要望書を提出しました(東京新聞3月14日付)。

都道3・2・8号線は、玉川上水を貫通する道路であるため、都は、史跡である玉川上水の現状変更届を文化庁に提出して、許可を貰わないと工事が出来ません。それを見越して、今回の要望書の提出の運びとなりました。

林の現状について〜小平市水と緑と公園課とお話しして

林の木々はもう切り倒されてしまうの?というご質問をいただくことがあります。先日東京都の北多摩北部建設事務所でお話を聞いて、すぐにそういう事態になるわけではないらしいとわかったのですが、現状を把握するために、NPOこだいら自由遊びの会の足立隆子さんとどんぐりの会有志3人で、小平市の水と緑と公園課に行ってきました。

とりあえず、現段階でわかったのは、今年度一杯(来年3月まで)は今までどおり林を使えそうだということです。現在、雑木林の道路予定地部分は小平市が(財)大日本蚕糸会から借りていますが、この契約は自動契約で、何か変更があれば、通常なら3ヶ月前か半年前には、蚕糸会から何らかの通知があるはずだとのことです。 つまり、年明けには、(財)大日本蚕糸会が次年度この自動契約を更新するかどうかがはっきりするだろうと思われます。3月以降の林の状況はそれによって変わります。その頃に問い合わせ、動きがあるようならその時期にまた今回のような場を設けようとことになりました(動きがなくても、2-3月には行く予定です)。こういうまとまった土地は、年度の途中で契約というより、年度末にというのが一般的だとのことです(あくまで一般論ですが)。

市や都に出かけて情報を集め、交渉する場は今後も継続して持ちたいと考えています。雑木林の利用については、窓口は小平市水と緑と公園課(市役所4階北側)です。誰でもアポイントをとって、話を聞くことができます。電話:042-346-9556 koen@city.kodaira.lg.jp

【追記】
20日(水)、水と緑と公園課から足立さんに電話があり、先日の話し合いの時、通常なら3か月か半年前に何らかの通知があると言いましたが、蚕糸会と東京都との間での話し合いによっては今まで通りにいかない場合もあるということを含みおいてくださいとわざわざ言ってきたそうです。

それから、最近、音を出すイベントには使用許可を出さないと言われたと聞き、これについて、近隣に配慮してアコースティックなど、音を小さく抑える場合には許可を出してほしいとお願いして、許可してもらえることを確認しました。ただ、最近、公園の築山の上で楽器の練習をする音など、音に関する苦情が公園周辺で増えているようです。10月の幻燈会では、開催前に、都営住宅とその東側の住宅全戸にごあいさつを配りました。住宅地が近接した環境なので、みなさん、イベント開催の際にはご配慮をお願いします。 現状では、林は一ヶ月前から予約可能です。もう少し前から予約できるようにできないかと話し、そうですよねーと言われていましたが、ここは変わりませんでした。