玉川上水観察会へいらっしゃいませんか?

どんぐりの会は、今年、第4回「西武環境保全活動助成金」をいただきました。初夏から夏にかけ、雑木林と玉川上水周辺の自然観察会を連続で行い、その結果についてのパンフレットを作成する予定です。

野鳥の観察に最適の季節を逃したくないため、自然観察会(子どもと大人で自然環境の調査をするワークショップ)の第一回目を、前にもお知らせした5月1日の玉川上水観察会とすることになりました(バタバタですが、急遽共催に!)。今後の観察会にも、高野さんをはじめ、NACOT(自然観察指導員東京連絡会)有志の方たちのご協力が得られることになりました。ありがとうございます。追って観察会の予定をお知らせしますね。

5月1日の観察会には、ぜひご参加ください。参加には事前申込みが必要なので、以下のサイトを必ずご覧くださいね。

玉川上水観察会のお知らせ

また、観察会終了後、昼食をはさんで午後に植物調査を行います(参加は任意)。
調査に参加を希望する方はお弁当をご持参ください。

*予習用に設けられた都市公園で見られる代表的な夏鳥とさえずりのサイトもおすすめです。

もう一度、以下に詳細を載せておきます。

玉川上水で渡りの夏鳥を探そう

日時: 2011年5月1日(日) 午前9:30~12:00
場所: 小平中央公園・玉川上水
集合: 午前9時20分 鷹の台駅前
主催・案内: NACOT(自然観察指導員東京連絡会)有志

定員:40名 (申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など):100円
持ち物: 観察用具(双眼鏡、図鑑、ルーペなど)

4月下旬は都市公園でのバードウォッチングが一年で最も楽しい時です!なぜなら...
・季節移動中(春の渡り)の野鳥が多数立ち寄るピークの時期
・春の渡りではさえずりが聴ける
・樹木が完全に生い茂る前なので観察しやすい
・新緑が美しい
この夏鳥の季節移動のピークの時期に小平中央公園と玉川上水でバードウォッチングします!! この地の自然観察を通じて都道3・3・8の道路整備計画について考えたいと思います。

子どもに「年20ミリシーベルトの被ばく基準」は見過ごせない

福島第一原発の事故後、一般人の被ばく限度が「年20ミリシーベルト」まで引き上げられています。これまでの基準の20倍です。多くの研究者が、大人よりも子どもの方が放射線の影響を受けやすいと報告しているにもかかわらず、子どもの被ばく基準も、大人と同一の年20ミリシーベルトに引き上げられました。
年20ミリシーベルトとは、以下のような線量です。いったいこの国はどうなっているんでしょう?

・原発労働者が白血病を発症し労働認定を受けている線量
・ドイツの原発労働者に適用される最大線量
・福島第1原発事故の「計画的避難区域」の目安となった線量

こんな基準を見過ごしていては、子どもや孫、この先の世代の子どもたちに顔向けできないぞ、と思います。政府にこの基準の撤回を求める6団体からの緊急声明・要請文が出されているので、ご紹介します。署名はこちらのサイトから。

http://bit.ly/erkPH9

インターネット上のみの署名運動です。まわりの方にどんどん広げて下さい。一次締め切りは過ぎましたが、最終締切は4月30日(土)23時です。


こちらもどうぞご参考に

  • 「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明(日本弁護士連合会)  http://ow.ly/4F4vo 日弁連会長が声明を出しています。どういう問題なのかとてもわかりやすくまとめられています。
  • ドイツ・シュピーゲル紙「日本は子どもに対して高い放射線値を確定した」 http://www.twitlonger.com/show/a1bk9a 日本という国のあり方が問われています。

どんぐりの会 尾川直子