市民調査全国大会!

おととい玉川上水沿い(雑木林の南あたり)でカナカナカナカナカナ…と3匹のヒグラシの声を聞きました。ヒグラシは秋の季語、感覚的にも夏の終わりという印象でしたが、実際には他の蝉よりも早くから鳴き始めるんですね。

7月3日、4日にひらかれた日本自然保護協会の「生物多様性の道プロジェクト」市民調査全国大会の二日目に参加してきました。(http://www.nacsj.or.jp/project/waytob/symposium.html)

参加することに意義がある!という思いで、つたない展示ながら参加したのですが、それでも、参加して本当によかった! 魅力的な講演やワークショップの数々にはなかなか参加できませんでしたが、会場には、自然調査をする中でそれぞれのグループがたくわえたノウハウを共有しようという心地よい空気が流れていました。展示も楽しく、いい刺激になる資料を山のようにもらってきました。子どもたちといっしょに観察会をつづけていこう! 楽しく工夫して発信していこう、とエネルギーをたくわえた日曜日でした(体はヨレヨレ…)。


観察会の前後の観察で

6月13日の観察会の前日12日、朝ご飯のお弁当を持ってでかけ、朝6時半から11時頃まで、雑木林の下見をしました。そのときに見つけたものは、こんな具合です。

オオミズアオの羽

カラス

キジバト

コクワガタ

サトキマダラヒカゲ

スジグロシロチョウ

シジュウカラの子どもたち(ドクダミの茂みではねてあそんでいた)

コゲラ

ヒメキマダラセセリ? キマダラセセリ?(ロケットチョウ)

ヒヨドリ

ムクドリ

モグラ穴

6/16には、子どもたちが林で、サトキマダラヒカゲ、モンキチョウ、スジグロシロチョウをつかまえています。

観察会で出会った虫たち サ〜ヤ

6月13日の「みんなでしらべよう! 林の観察会2」の報告をつづけます。サ〜ヤのつく虫たちです。

サトキマダラヒカゲ

とても地味ですが、サトキマダラヒカゲは東京都の絶滅危惧I類だそうです。幼虫の食草は笹や竹などで、成虫はクヌギなどの樹液に集まります。

観察会の日には4羽のサトキマダラヒカゲを見つけましたが、うまく撮影できないまま放しました。写真の2羽は、虫捕り名人Aちゃんの活躍で、観察会の3日後にあらためて撮影しました(4日後にも3羽のサトキマダラヒカゲを樹液スポットで確認しています)。

サトキマダラヒカゲ

  

一羽は、片側の紋の一部が消えてしまっていました。人の手でさわったかなにかで鱗粉が落ちたようです。写真撮影後、林の樹液スポットに放したら、すぐに上の方で2羽並んで樹液を吸っていました。その下の方にはコガネムシ、もっと下の方にはスズメバチがいました。

サトキマダラヒカゲ2

 

セアカツノカメムシ

全体的に透けたようなオレンジ色と黄緑の組み合わせが美しいカメムシでした。

セアカツノカメムシ

 

センチコガネ

センチコガネ

 

ダンゴムシ

トンボ

ナナフシの幼虫

こんな小さな幼虫をよく見つけたねえ〜とびっくり。子どもたち、大活躍でした!

ナナフシ

 

ナミテントウ

ナミテントウっていろいろな模様があるけれど、全然違う模様でもカップルになるんですね。

ナメクジ

ハサミムシ(とミミズ)

ハサミムシ

 

ヒゲジロハサミムシ

お尻のハサミがまっ赤で、触角先端と脚が白いハサミムシです。

ヒゲジロハサミムシ

 

ヒメツチカメムシ

林の中にたくさんいました。なかなか名前が分からなかったのですが、平たいのと、羽が短くてなんとなくカメムシに似ているなと感じたことから、名前が判明しました。

ヒメツチカメムシ

 

ヒメビロウドコガネ

写真では分かりにくいのですが、小さな体の全体がビロードで覆われたような美しい虫でした。

ヒメビロウドコガネ

  

ミミズ

ムカデ

ムカデ

 

ヤスデ

ヤスデ

 

ヤマトスジグロシロチョウ

この季節によく見かけます。

ヤマトスジグロシロチョウ

 

わからなかったもの

?1

 

?2

 

卵

 

?3

 

林の観察会で出会った虫たち ア〜コ

6月13日の観察会で出会った虫たちの報告をします。まずは、ア〜コから始まる虫です。(虫の名前には、誤りがあるかもしれません。ご了承ください)

アオオサムシ

アオオサムシ

 

光沢のある緑色の背中をしています。

アゲハチョウ

アリ

アリ

 

なぜこんなにお腹が大きいのでしょう?

アリジゴク(蟻地獄、ウスバカゲロウの幼虫)

アリジゴク

 

身近にこんなに面白い虫がいるんですよ〜。持ち帰って観察してみましょう。すり鉢状の巣はいつのまにかつくられていてびっくり。一番下がたまにぷくっとうごめくので、まるで本当の地獄風呂。ありを入れてみると、昇ろうとするありに砂粒を投げつけます。この光景が何とも面白い。早送りのように一瞬で、見落としそうなほど早いんです。ありを捕まえると、ありの体液を吸って、抜け殻はピョンと巣の外に放り投げます。おおあごで投げ飛ばすらしい。砂の中を後ろ向きに移動するのですが、表面がすこしづつへこんでいくので、進んでいるのが手に取るようにわかります。

捕まえて観察しているMくんのコメント
毎日えさをやるのが楽しみです。補食シーンがかっこいいです。

アリジゴクの巣

 

アリジゴクの抜け殻?

アリジゴクの抜け殻?

エゴツルクビオトシブミ(卵、幼虫、成虫)

オトシブミっていないかなあ〜見たいなあ〜と大人が勝手なことをつぶやいていると、くるくる巻いてる葉っぱならあっちの方にいっぱいあるよとAちゃん。さすが! よく見ています。

行ってみると、たくさんの葉っぱがきっちりと美しく巻かれてぶらさがっていました。

エゴノキ

 

葉っぱをきれいに巻いて、その中に卵を産みつけるオトシブミ。幼虫はその葉っぱを食べて育つそうです。中はどんなふうになっているんだろう、とひらいてでてきたのは、とてもとても小さな卵!

オトシブミの卵

 

そして、幼虫! ああ、開いちゃいけなかった〜ごめん!と後悔。葉っぱに保護され、じ〜っと待っている弱々しい存在なのかと思ったら、ピョンピョン跳びはねて意外に元気なのです。「飼ってみる〜」という娘に、「葉っぱをはがしてしまったのに、多分生きられないよ」〜と話しつつも、連れ帰って葉っぱでくるんでおいたら…

オトシブミの幼虫

 

翌朝、立派な成虫になりました。

オトシブミ成虫2

 

オトシブミ成虫

 

エゴノキの葉っぱに卵を産み、鶴のような首をしているから、「エゴ・鶴首・落とし文」。でも、この種類のオトシブミは葉っぱを切り落とさず、ゆりかごのように木にぶらさげておくようです。小さいながら堂々として造形が美しい!

オオゴミムシ(とハサミムシ)

オオゴミムシ

 

オオヒラタシデムシ

林中を歩き回る姿が目立ちました。子どもたちが何匹も何匹もつかまえてきました。

オオヒラタシデムシ

 

ガガンボ

カナヘビ

カブトムシ(成虫、幼虫)

キノコ

キノコ

 

キョウトアオハナムグリ(♀)

キョウトアオハナムグリ

 

クヌギカメムシ

クヌギカメムシ

 

コクワガタ

コクワガタ

 

コメツキムシ

人を大切にする街づくり 講演会のご案内です。

今日は講演会のお知らせです。

6月26日(土)午後2時~4時 小川町2丁目地域センターにて

講師:服部圭郎さん(明治学院大学の准教授で、都市シンクタンク、「ハビタット・デザイン研究所」を設立。人間の生息空間である都市環境を向上するための方法論を研究している)
http://www.meijigakuin.ac.jp/~hattori/

国内外のいろいろな街のあり方が聴ける会になりそうです。
『人間都市・クリチバ』という服部先生の面白い本があります。ブラジルのクリチバという街を市長と職員と市民とみんなで責任を共有化してつくっている過程が描かれています。

本の中に「公園の芝生の管理費が高くつくという問題を解決するために、羊に「芝刈り」をやらせるような頓知にあふれたクリチバのアイデアは、イマジネーション力から湧いてくるものである」と書かれています。羊が芝刈りをしてくれる!! 凄い!

「クリチバに感動致しました。いつか訪れたいです」とメールを著者の服部先生にお送りしたところ、以下のようなお返事が届きました。

「クリチバは素晴らしいですが、やはりその素晴らしさは天賦のものではなく、人がつくったものです。そういう点では、どこでも素晴らしくなり得る可能生をクリチバは示してくれていると思います」

そうですね! さぁあなたはどんなこだいらを思い描きますか?

服部先生の講演会の主催は都道小平3・3・8号線計画を考える会です。

講演会のチラシは小平プレーパーク準備委員会の紹介がとても見やすいのでこちらでどうぞ!