鷹の台カフェ・シントン横に。

鷹の台周辺の方、シントンさんの横の住民投票情報コーナーをチェックしてください!

どんぐり林マップや、チラシを置いています。チラシは今は2種。住民投票の物、30日のどんぐりと民主主義PART4のチラシがあります。都知事宛ての署名用紙も入れてありますので、どうぞこちらのコーナーをのぞいてみて下さいませ!梅雨なので雨よけカバーをつけてみました。ちょっとてんこ盛り状態ですが!

あす以降、雨が降らなければ、30日のシンポジウムのポスターもご自宅外や、どこか貼れるところがある方用に、置けたら良いなと思っています(置けなかったらごめんなさい。)

この場所から市長・市議へのハガキを350枚以上届けることができました。本当にお世話になっています。

街の皆さんと一緒にこれからもできること、生活を楽しみながら続けてゆきたいです。どうぞよろしくお願いします。

*署名はこの場で回収できないのですが、市長宛ては29日までに事務所にお送り下さい。もしくは、30日のシンポジウムでもお預かりします。

untitled

 

 

どんぐりと民主主義 PART4ー地方分権と民主主義

e59cb0e696b9e58886e6a8a9e381a8e6b091e4b8bbe4b8bbe7bea9
チラシをダウンロード

どんぐりと民主主義 PART4ー地方分権と民主主義

出演 : 中沢新一、いとうせいこう、宮台真司、國分功一郎
日時:2013年6月30日(日)19:00開演(18:30開場)
会場:ルネこだいら 中ホール
小平市美園町1丁目8番5号 042-345-5111 西武新宿線 「小平駅」 南口徒歩3分

〈出演者プロフィール〉
中沢 新一(なかざわ しんいち)
1950年 山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。明治大学野生の科学研究所所長。グリーンアクティブ代表。著書に『緑の資本論』『日本の大転換』『野生の科学』『大阪アースダイバー』など多数。

いとう せいこう
1961 年 東京都生まれ。 88 年に小説 『ノーライフキング』 でデビュー。
俳優、小説家、タレントなど幅広く活動するクリエイター。 音楽ユニット「口ロロ」(クチロロ)での活動も話題に。
日本史をテーマに音楽制作を続けるバンド 「レキシ」 ではラップを担当している。

宮台 真司(みやだい しんじ)
1959年 宮城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。社会学博士。社会学者/映画評論家/首都大学東京教授。著書に『日本の難点』『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』など多数。

國分 功一郎(こくぶん こういちろう)
1974年 千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。高崎経済大学経済学部准教授。著書に『スピノザの方法』『暇と退屈の倫理学』。小平市在住。

お問い合わせ : jumintohyo@gmail.com 090-8341-9170 [水口]
参加費:300 円 予約不要

保育サービスあり。 前日までに予約をお願いします。
保育申込み : shinakot@jcom.home.ne.jp 042-207-1236 [高橋]

※会場には駐車場がございません。 公共の交通機関をご利用ください。
※車椅子用駐車場の利用をご希望の場合は、 事前に会場までお問合せください。

主催団体 URL
小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会 
http://jumintohyo.wordpress.com/

どんぐりの会 
https://dongurinokai.net/

共催団体 URL グリーンアクティブ  
http://green-active.jp/

七夕ノ日ハ林ニ居リマス。

七夕に林をかざろう!
390098_251963888269104_1009272276_n
みんなで七夕飾りを作り、短冊に願いごとを書いて、林の木々に結びつけた笹に飾りましょう。
少人数ならささやかに、たくさん集まればにぎやかに! 飾り付けた笹はおみやげにどうぞ。

日時:2013年7月7日(日)10:00〜12:00
場所:小平中央公園東側の雑木林

もちもの
のみもの、虫よけ、ハサミ、ペン、のり、おてふき、おやつ(必要な場合)

お弁当を食べる人は、その後も、林でごいっしょに。
美しい七夕飾りの作り方をご存じの方は、ぜひご伝授ください!

☆かき氷あります!(カンパ50円)
牛乳パック(あるいは直径11cm以下のタッパーウェア)に8-9cmまで水を入れて、2日以上しっかり凍らせて持って来てください。

※雨天の場合は午後1時からに延期します。

小平中央公園雑木林 樹木調査 中間報告

自然観察指導員の高野丈さんより先日の樹木調査の中間報告が届きました。9日と15日にも調査をして下さった結果です。高野さんの文章をそのまま載せさせて頂きます。
小平中央公園雑木林 樹木調査 中間報告
どんぐりの会および自然観察指導員東京連絡会有志は、都道3・2・8号線整備によって壊され、失われようとしている小平中央公園の雑木林の毎木調査(全ての樹を識別、確認するもの)を実施しています。調査は玉川上水部分以外の雑木林部分をすべて終えたところですが、実に890本もの樹木を確認しました。その内訳は以下の通りです。
コナラ 156本
エノキ 103本
ヒノキ 92本
エゴノキ 77本
イヌシデ 71本
ヤマグワ 63本
ムクノキ 38本
アカシデ 28本
アジサイ 23本
サワラ 21本
イヌザクラ 17本
ムラサキシキブ 16本
マユミ 14本
ヤマザクラ 14本
コウゾ 13本
トウネズミモチ 13本
ミズキ 12本
ヒサカキ 10本
ヌルデ 9本
クヌギ 8本
シュロ 8本
ノイバラ 8本
ケヤキ 6本
ツツジ類 6本
モチノキ 6本
アオキ 5本
ヤブツバキ 5本
ネズミモチ 4本
ヤマブキ 4本
ガマズミ 3本
ニワトコ 3本
ヤツデ 3本
ヤマコウバシ 3本
ユズ 3本
イチョウ 2本
イヌツゲ 2本
カマツカ 2本
コブシ 2本
サンショウ 2本
ニガキ 2本
ビワ 2本
ウメ 1本
カクレミノ 1本
クチナシ 1本
コマユミ 1本
ゴンズイ 1本
サザンカ 1本
シラカシ 1本
ソヨゴ 1本
トウカエデ 1本
ナツグミ 1本
ナンテン 1本
計890本
これらに加え、まだ玉川上水部分の樹木があり、現在調査中ですが、総て合わせると樹木は1000本程度になると思われます。
一部を残し、これらのほとんどが都道整備によって失われます。失われるのは樹木だけではありません。樹木につながっている生き物、微生物、菌類、昆虫、鳥類など生態系そのものが一緒に失われることになります。
「移植します」「緑豊かな環境施設帯を創出します」というのは言い訳やパフォーマンスに過ぎません。そもそも街路樹というのは樹木にとって劣悪な環境であり、コナラやイヌシデのように他の生物と一緒に生きている雑木林の樹木は街路樹には向きません(耐えられません)。現代都市の道路行政や開発は、このようにして少しずつ、少しずつ身近な自然環境と生態系を損ない、生物多様性を乏しくしています。かつては当たり前に観察できた生物が希少になった例は枚挙に暇がありません。どんぐりの会と私たち自然観察指導員は、引き続き調査を進め、正式な報告と提言をまとめたいと考えています。
zoukibayashi

 

樹木調査観察会に参加して。

野鳥の観察・調査やセミのぬけがら調査でお世話になっている高野丈さんの企画で、9日に林で樹木調査と観察会を行いました。自然観察指導員の方が4人も来てくださり、大変充実した内容でした。

まず、木の観察から始めました。同種の木の見分け方、ヤマザクラとイヌザクラ、イヌシデとアカシデ、サワラとヒノキや、コナラとクヌギを教わったり、いろいろな木を目で見たり、木肌を触ったり、葉っぱを観察したり、匂いをかいだり、葉っぱを食べたりして、五感をフルに活用して林の木を確認しました。1006246_468796819870596_139335335_n

簡単にですが、間違いやすい木の見分け方をご紹介します。
ヤマザクラ 木肌が黒っぽい。
イヌザクラ 木肌が白っぽい。葉がヤマザクラより細長い。
イヌシデ 木肌がはっきりとしたストライプ、葉柄や葉に毛が生えている。
アカシデ 木肌のストライプがぼやけ気味、葉が小さめで、葉先がすっとなっている、葉柄や葉に毛が無い。
サワラ 木穴線(葉の裏にある線)がHにみえる、葉がふさふさした感じ、触ると痛い。
ヒノキ 木穴線がYに見える。葉がうすい感じで、触っても痛くない。「ヒノキだY、H、サワラないで!」と駄洒落のように木穴線の形を覚える。
コナラ 木肌が横から見て片仮名のコの字のようになっており、やわらかい。葉の先が丸い感じ。
クヌギ 木肌が横から見てくの字のようにとがっているので触ると痛い。葉が長い。「コナラのコの字、クヌギのくの字」と覚える。

若い木と中年の木と老年の木と、同じ木でも様子が変わってきます。もちろん、植えられている場所によっても違います。個体差があるので、すぐにこの木はこれだ!と思ってもよく観ると違うことがあり、思い込みはいけないと何度も思いました。

「みんなのどんぐり林マップ」にもありますが、小さなオトシブミたちにも会いました! エゴノキには、エゴツルクビオトシブミとヒメクロオトシブミのゆりかご(落とし文)がいくつもぶら下がっていて、面白かったです。10665_468796823203929_1943901460_n

大きなイヌザクラの根元に、小さなエノキやヤツデやシュロ、アオキが生えていました。イヌザクラの木に止まって鳥が糞をし、糞の中の種から、芽が出る。木があり、鳥が来て、糞をする。生き物と植物のつながりが目に見えるようです。

ヤマザクラの葉の元には蜜腺があり、アリを呼ぶ。アリが木を巡回するので、他の害虫が来ないそうです。また、ヤマコウバシの葉はクスノキのようないい香りがして、防虫効果があるけれど、アオスジアゲハはヤマコウバシが大好きだとか。特定の木と昆虫の関係、共進化のお話も面白くうかがいました。

どんぐり林には、どんぐりの木がたくさんあります。日本には常緑樹と落葉樹のどんぐりの木が混在していて、種類も多く、外国ではそれが大変珍しく、「Oak(樫の木)の大国」と言われるほどだそうです。マテバシイやスダジイのどんぐりはとっても美味しいそうです。

そして、観察会の後は、調査をしました。林を遊歩道から東側をエリアに分けて、地図に一本づつナンバリングして書いていきます。そして、別のシートにその番号の木の名前を記しました。一日では終らず、また後日に調査をすることになりました。地道な作業です。998891_468796826537262_1869780838_n

私は、小さい頃から鷹の台で育っています。中央公園の前身、蚕糸研究所の跡地であった時は、イチョウ並木の間でいろいろな遊びをしていましたが、この林ではあまり遊んでいませんでした。大人になって、自分の子どもと一緒にプレーパークでこの林で遊ぶようになって、そして、様々な観察会に参加して、なんて豊かなところなんだろうとあらためて知ることができました。林があることで、防音、防風、防火、温度調節、水量調節、水質を良くすること、貯水、やヒーリング効果、様々な効果があること、、、。ちむくいたち(ちいさな、むしや、くさや、いきもの)の営みがずっと続いていること、土の中に居る様々ないのちにも思いをはせる一日となりました。失ってから気付くのでは遅いのです。